神戸製鋼所社は、任意団体work with Pride(※1)が策定した職場におけるLGBTQなどのセクシュアル・マイノリティへの取り組みを評価するPRIDE指標(※2)において、最上位の「ゴールド」を2年連続で受賞した。

PRIDE指標は、2016年に日本で初めて策定され、「行動宣言」「当事者コミュニティ」「啓発活動」「人事制度」「社会貢献・渉外活動」の5つの項目がある。同社は、ファミリーシップ制度の導入や研修の継続実施に加え、LGBT ALLY(アライ※3)を増やす活動を進めており、昨年に引き続き5つの評価指数をすべてクリアできたことで、2年連続で“ゴールド”を受賞した。

また、同社ラグビー部のコベルコ神戸スティーラーズの試合イベントで実施したレインボーフラッグ配布の取組み(※4)が、PRIDE指標2022“ベストプラクティス”を受賞した。
スポーツを通じて、幅広い世代にLGBTQなどに関する認知を広めるきっかけになったことが評価された。



KOBELCOグループは、多様な背景や価値観を持つ人達が職場で十分に力を発揮し､組織全体の成長力を高めることにより､活力ある事業展開につながると考えている。「～私らしく　KOBELCOらしく　全員活躍～」をキャッチフレーズに、今後も多様な人材が全員活躍できる職場環境を実現し、活動を加速させていく。

■用語の解説
◆※1：work with Pride
・企業などの団体においてLGBTQ+などの性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体。日本の企業内でLGBTQ+などの人々が自分らしく働ける職場づくりを進めるための情報を提供し、各企業が積極的に取り組むきっかけを提供する活動を行っている。
◆※2：PRIDE指標
・PRIDE指標とは - work with Pride
◆※3：LGBT ALLY(アライ)
・LGBTなどの課題に対して⾃分事として主体的に⾏動する⼈。
◆※4：「ベストプラクティス」を受賞した当社グループの活動
・ラグビー試合イベント「〜いっしょに学ぼう〜コベルコライフラーニングデー」で、LGBT ALLY（アライ）に関する情報発信を⾏い、活動にご賛同いただいた来場者2,500名にコベルコ神⼾スティーラーズのロゴ⼊りレインボーフラッグとLGBTQなどに関する基礎情報を記載したチラシを配布した。試合中、スクリーンへレインボーフラッグの投影を⾏い、虹⾊のフラッグで多くの応援をもらった。

(※資料提供：神戸製鋼所)