川崎重工業
ドイツ ガス産業協会「イノベーション賞」受賞
川崎重工グループの欧州におけるガスタービン発電設備の販売・製造・アフターサービスを展開するKawasaki Gas Turbine Europe GmbH(KGE)は、先にベルリンで開催されたドイツ ガス産業協会 表彰式において、アーヘン工科大学、FHアーヘン大学、B&B-AGEMA社と共同で、高効率エネルギー機器部門の「イノベーション賞 "Innovationspreis Der Deutschen Gaswirtschaft" 」を受賞した。
同賞は、ガスタービンおよびエネルギー関連技術での優れた製品開発、技術実証に対し与えられる。

今回の受賞は、川崎重工が日本国内で進めてきたNEDOの助成事業(※1)で新規開発した「マイクロミックス燃焼技術※3」を適用したドライ方式水素専焼ガスタービンの運転、ならびに地域社会への電気と熱の同時供給に世界で初めて成功したことが、ドイツでも高く評価されたことになる。

マイクロミックス燃焼技術の開発では、川崎重工グループのガスタービン部門の欧州拠点であるKGEを通じて、アーヘン工科大学、FHアーヘン大学、B&B-AGEMA社から要素技術の研究段階で協力があったことから、共同での受賞となった。

川崎重工グループは、今後も脱炭素社会の実現に向けた環境に優しいエネルギー機器の普及、発展に向けた研究開発を進めていく。

■欧州におけるガスタービン発電設備の販売・製造・アフターサービス詳細↓
https://www.kawasaki-gasturbine.de/en/■川崎重工業URL↓
https://www.khi.co.jp/
■用語の解説
◆※1NEDO:国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構。
事業名:水素社会構築技術開発事業/⼤規模水素エネルギー利用技術開発/ ドライ低NOx水素専焼ガスタービン技術開発・実証事業。

(※資料提供:川崎重工業)



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