コベルコ建機
K-DIVE®のサービス提供開始
コベルコ建機(東京都品川区、社長:山本 明氏)は、12月5日より重機の遠隔操作と人と稼働データを用いた現場改善ソリューションが実現可能なK-DIVE®サービスの提供を開始した。

同社は、「誰でも働ける現場へ KOBELCO DXソリューション」をテーマに、ロードマップを策定し、その実現に向けた取り組みを推進している。そのひとつの柱となる取り組みであるK-DIVE®は、多様な人を集め・活かし・育てる現場を作ることで「人」を起点に組織を活性化し、経営効率を上げ、利用者の業界全体を変えていくという未来像のもと、「働く人を中心とした現場のテレワークシステム」をコンセプトとしている。
このコンセプトに基づき、K-DIVE®では、建設機械の遠隔操作とマッチングサービスを融合させることで、特定の人・場所・時間などの制約を受けずに、建設現場での施工が可能となり、深刻化する建設技能者不足に対する多様な人材活用、現場生産性の向上、現場無人化による本質的な安全確保が可能になる未来の実現を目指している。
このK-DIVE®コンセプトに共感した顧客パートナーと共に現場検証を重ね、このほどPhase1として固定ヤードにおけるK-DIVE®のサービス開始に至った。

今回、提供するサービスは、オフィスから重機を遠隔操作するシステムおよびクラウドに蓄積される遠隔操作の稼働データを活用するためのプラットフォーム。これらにより、安全で快適な現場作業をおこなうことが可能となり、また、作業の効率化や閑散調整等に活用することで、現場の生産性向上が期待できる。

同社は今後も「ユーザー現場主義」に基づき、顧客ニーズに応えるべく、技術の発達に努め、利用者へのさらなる商品価値の提供を目指していく。

■K-DIVE®の仕組み(システム)
「遠隔対応重機」・「コックピット」・「データプラットフォーム」を常時接続することで、重機の遠隔操作に加え、ダッシュボードでオペレーターの操作履歴や遠隔重機データを可視化する仕組み(システム)。

■K-DIVE®サービスの主な特長
遠隔操作に関する豊富な知見を持ったDXアドバイザーが、K-DIVE®システムの運用から活用までをサポートする。
また、精密機材のノウハウをもったリコーグループが機材の生産・保守サービスを担う。
同サービスは、性能進化が早いシステム機器の適時バージョンアップをはじめ、最適な環境で顧客の現場変革と経営変革を継続的に支援することを目的にサブスクリプションとして提供する。

■K-DIVE®サービスの概要
◆適用重機:13t級以上の油圧ショベル
◆月額利用料(税抜):500千円
◆開始時期:2022年12月5日
◆目標契約件数:40件(23年度)
◆想定利用環境:固定ヤード

■詳細はK-DIVE®特設サイト参照
アクセスはこちらから
(※資料提供:コベルコ建機)


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