伊東電機はこのほど、「関西ものづくり新撰2023」において、同社が提供する「マルチアングルボールソーター MABS」が特別賞を受賞した。

「関西ものづくり新撰」は、近畿経済産業局が、関西の中小企業が新たに開発した優れた製品・技術を選定し、選定証を交付する。「関西ものづくり新撰2023」では、昨今の社会課題を踏まえ、「カーボンニュートラル」や「サスティナブルな食システム」の視点を新たに加えた7分野において、独創性・市場性・信頼性を備えた新しい製品・技術を20件選定し、その中から最優秀賞・特別賞を決定したもので、「マルチアングルボールソーター MABS」は、IT/IoTソリューション、環境・エネルギー分野において特別賞「スマート仕分け名人賞」を受賞した。

マルチアングルボールソーターは、物流センターなどで搬送物の仕分け作業を自動化する製品で、コロナ禍による巣ごもり需要でネット通販の利用が増え、人手不足により自動化が求められるネット通販の物流業界で注目されている。
同製品は、伊東電機のコア技術MDR(DC24Vブラシレスモータ搭載のモーターローラー)を駆動源とし、エアーコンプレッサ不要で安全・クリーン・省エネ構造になっている。

選定証交付式は、令和5年2月28日(火) 13:00からリーガロイヤルホテル ウエストウイング2階 ペリドット(大阪市北区中之島5-3-68)
において開催。選定製品・技術開発企業の代表者に近畿経済産業局長から選定証を授与するほか、当日は最優秀賞・特別賞を受賞した6企業によるプレゼンテーションや交流会を予定している。

(※資料提供：伊東電機)