神戸製鋼所
「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」構成銘柄に初選定
神戸製鋼所は、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資の代表的な指数である「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」の構成銘柄に初めて選定された。これにより、世界最大規模の公的年金積立金管理・運用組織である「GPIF(※1)」が採用する国内株式の5つのESG指数(※2)すべての構成銘柄に選定された。

「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」は、女性の雇用や管理職の割合、ダイバーシティへの取組み等「女性活躍推進法」に基づく開示情報等から、性別多様性に優れ、長期的に持続可能な成長が見込める企業が選定される。
KOBELCOグループは、グループ企業理念のもとサステナビリティ経営を推進し、環境・社会への貢献と持続的成長を目指し、これを支えるガバナンスの追求にも取り組んでいる。
同社グループが特定したマテリアリティ(重要課題)の一つである「多様な人材の活躍推進」においては、多様な背景や価値観を持つ人たちが職場で十分に力を発揮し、組織全体の成長力を高めることは、活力ある事業展開につながると考え、多様な人材が全員活躍できる職場環境を実現することを目指す姿とし、「~私らしく KOBELCOらしく 全員活躍~」をキャッチフレーズに活動を加速させている。
女性活躍推進に関する取組みについては、採用率向上や、女性のリーダー育成を目指した取組み(※3)を進めている。

KOBELCOグループは引き続き、「安全・安心で豊かな暮らしの中で、今と未来の人々が夢や希望を叶えられる世界」をステークホルダーと実現するために、個性と技術を活かし合い、ESGをはじめとした社会課題の解決に挑みつづけていく。

■用語の解説
◆※1:GPIF
厚生労働大臣から寄託された年金積立金の管理・運用を行い、その収益を国庫に納付することにより、年金財政の安定に貢献する組織。年金積立金管理運用独立行政法人。

◆※2:GPIFが採用する5つのESG指数
①FTSE Blossom Japan Index
世界でも有数の格をもつFTSEのESG指数。企業が発行している統合報告書やホームページなどの公開情報をもとにESGリスクへの対応状況の高い銘柄を評価
②FTSE Blossom Japan Sector Relative Index
FTSE Blossom Japan Indexと同様のESG評価をベースに、環境負荷の大きさ、および企業の気候変動リスクに対するマネジメントの評価を加えたインデックス
③MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数
世界で1,000社以上が活用するMSCIのESGリサーチに基づくESG総合型の指数。時価総額上位700銘柄のうち、ESG格付けの高い企業を選定し将来的なリスクにどのように対応できるかを評価
④MSCI日本株女性活躍指数(WIN)
女性活躍推進法により開示される女性雇用に関するデータに基づき、性別多様性スコアを算出した指数
⑤S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数
環境評価の先進であるTrucostによる炭素排出量データをもとに、世界最大級の指数企業であるS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが指数を構築

◆※3:KOBELCOのダイバーシティ&インクルージョン

(※資料提供:神戸製鋼所)


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