三菱マテリアル
Science Based Targets(SBT)認定取得
三菱マテリアルは、このほどパリ協定(※1)が定める目標に科学的に整合する温室効果ガスの排出削減目標「Science Based Targets(SBT)」を認定する国際機関「SBT
イニシアチブ(※2)」よりSBTの認定を取得した。
三菱マテリアルグループは「人と社会と地球のために」という企業理念のもと、地球温暖化に関連するリスクと機会への戦略的取り組みについて、全社的な経営戦略と連携して企画・推進している。2045年度までのカーボンニュートラル実現の目標を掲げ、温室効果ガス(GHG)排出量削減のために製造拠点の省エネや技術改善・設備改善に取り組みつつ、同社が強みを持つ地熱発電などの再生可能エネルギーの開発・利用拡大を進めている。
2035年度に自社使用電力の再生可能エネルギー利用率を100%とし、2050年度には同社消費電力に匹敵する再生可能エネルギー発電量の実現を目指している。
今回の認定を受け、これからも環境負荷低減を考慮したモノづくりを徹底し、GHG排出量の削減を積極的に進め、脱炭素社会の実現により一層貢献する。
■SBT認定を取得したGHG排出削減目標(2022年4月時点の事業区分に基づき2022年7月に申請)
Scope1+2 の削減目標(※3):2020年度基準にて2030年度に42%削減
Scope3の削減目標(※4):カテゴリ1+3+15(※5)について、2020年度基準にて2030年度に13%削減。
なお、現在のGHG削減目標は、2023年2月10日に公表している(※6)以下の数値となる。
・Scope1+2の削減目標:2020年度基準にて2030年度に47%以上削減。
・Scope3の削減目標:カテゴリ1+3+15について、2020年度基準にて2030年度に13%以上削減。
■(※)注釈の解説
◇(※1):パリ協定
世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すもの。
◇(※2):SBT イニシアチブ
SBT イニシアチブはパリ協定目標達成に向け、企業に対して科学的根拠に基づいたGHGの排出削減目標を設定することを推進している国際的なイニシアチブ。環境情報の開示に関するNGOであるCDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4団体が共同で2015年に設立。
◇(※3):Scope1+2の削減目標
Scope1は事業者自らによるGHGの直接排出、Scope2は他社から供給されたエネルギー利用に伴う間接的なGHG排出。
◇(※4):Scope3の削減目標
Scope1、2を除くサプライチェーン全体のGHG排出。
◇(※5):カテゴリ1+3+15
カテゴリ1:「購入した製品・サービス」、カテゴリ3:「Scope1、2に含まれない燃料およびエネルギー関連活動」、カテゴリ15:「投資」に伴うGHG排出。
◇(※6):2023年2月10日に公表しているGHG削減目標
2023年2月10日プレスリリース、「温室効果ガス排出削減目標および気候関連リスク・機会に係るシナリオ分析の見直しについて」。
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2023/23-0210a.html
(※資料提供:三菱マテリアル)
三菱マテリアルグループは「人と社会と地球のために」という企業理念のもと、地球温暖化に関連するリスクと機会への戦略的取り組みについて、全社的な経営戦略と連携して企画・推進している。2045年度までのカーボンニュートラル実現の目標を掲げ、温室効果ガス(GHG)排出量削減のために製造拠点の省エネや技術改善・設備改善に取り組みつつ、同社が強みを持つ地熱発電などの再生可能エネルギーの開発・利用拡大を進めている。
2035年度に自社使用電力の再生可能エネルギー利用率を100%とし、2050年度には同社消費電力に匹敵する再生可能エネルギー発電量の実現を目指している。
今回の認定を受け、これからも環境負荷低減を考慮したモノづくりを徹底し、GHG排出量の削減を積極的に進め、脱炭素社会の実現により一層貢献する。
■SBT認定を取得したGHG排出削減目標(2022年4月時点の事業区分に基づき2022年7月に申請)
Scope1+2 の削減目標(※3):2020年度基準にて2030年度に42%削減
Scope3の削減目標(※4):カテゴリ1+3+15(※5)について、2020年度基準にて2030年度に13%削減。
なお、現在のGHG削減目標は、2023年2月10日に公表している(※6)以下の数値となる。
・Scope1+2の削減目標:2020年度基準にて2030年度に47%以上削減。
・Scope3の削減目標:カテゴリ1+3+15について、2020年度基準にて2030年度に13%以上削減。
■(※)注釈の解説
◇(※1):パリ協定
世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すもの。
◇(※2):SBT イニシアチブ
SBT イニシアチブはパリ協定目標達成に向け、企業に対して科学的根拠に基づいたGHGの排出削減目標を設定することを推進している国際的なイニシアチブ。環境情報の開示に関するNGOであるCDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4団体が共同で2015年に設立。
◇(※3):Scope1+2の削減目標
Scope1は事業者自らによるGHGの直接排出、Scope2は他社から供給されたエネルギー利用に伴う間接的なGHG排出。
◇(※4):Scope3の削減目標
Scope1、2を除くサプライチェーン全体のGHG排出。
◇(※5):カテゴリ1+3+15
カテゴリ1:「購入した製品・サービス」、カテゴリ3:「Scope1、2に含まれない燃料およびエネルギー関連活動」、カテゴリ15:「投資」に伴うGHG排出。
◇(※6):2023年2月10日に公表しているGHG削減目標
2023年2月10日プレスリリース、「温室効果ガス排出削減目標および気候関連リスク・機会に係るシナリオ分析の見直しについて」。
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2023/23-0210a.html
(※資料提供:三菱マテリアル)