ローデ・シュワルツ
最新EMIテスト・レシーバ開発
ローデ・シュワルツは、3月末にシュツットガルトで開かれたEMV 2023で新型EMIテスト・レシーバ「R&S EPL1000」を発表した。
R&S EPL1000は、CISPR 16-1-1に準拠したコンパクトかつフル機能のテスト・レシーバで、最大30MHzのEMI測定を高速かつ高精度に行える。R&S EPL1000にスペクトラム・アナライザと信号発生器/トラッキング・ジェネレータを加えることで、さまざまなラボ・アプリケーションに対応する。

R&S EPL1000は、最大30MHzで高速かつ高確度なEMI測定に対応する。
同製品は、最小限のテスト時間で信頼性のある認証測定が行える。CISPR 16-1-1に完全準拠し、認証測定に適している。
さらにプリコンプライアンス測定作業における不確かさも低減できる。
高速タイムドメイン・スキャンにより、CISPRのバンドAあるいはバンドBのすべての周波数をシングル掃引でチェックできるうえ、必要に応じて所定の時間に延長してシームレスに測定することもできる。
しかも、ユーザーフレンドリーなGUIとすることで、EMC担当エンジニアが散発的なエミッションを素早く発見でき、全体的な状況をしっかり把握できる。再現性のある規格準拠のテスト結果が得られるため、高い製品品質を確実に実現できる。

R&S EPL1000はパルス保護入力を備えるほか、オートレンジ機能により、信号処理プロセスのオーバーロードを防止して、正確な測定結果を保証する。
内蔵のプリセレクタが高いダイナミックレンジを保証するほか、短いパルスの捕捉も可能にする。
さらに、より詳細な信号解析ができるように、R&SEPL1000はスペクトログラム機能やIF解析機能を備えている。
そのうえ自動化によって測定の容易化とテスト・シーケンスの厳格な再現性確保も行える。

■R&S EPL1000の詳細
https://www.rohde-schwarz.com/_256267.html
■問い合わせ
◇Rohde & Schwarz GmbH & Co. KG(ローデ・シュワルツ)
◇住所:東京都新宿区西新宿7-20-1 住友不動産西新宿ビル27階
◇TEL03-5925-1270/1290
◇URL:https:www.rohde-schwarz.com/jp
(※資料提供:ローデ・シュワルツ)


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