タンガロイは、ヘッド交換式内径加工用工具「BoreMeister」シリーズに溝入れ加工用ヘッドを拡充し、発売を開始した。
新製品は、長突き出しが必要な内径溝入れ加工の課題を解決する。

BoreMeisterは、ヘッドとシャンクの組合せにより、様々な内径加工に対応可能なヘッド交換式工具シリーズ。
独自の振動抑制機構を搭載したシャンクは、L/D=10の深穴加工においても加工中のびびりを大幅に抑制する。
汎用的な鋼シャンク、PSC仕様シャンクをラインアップし、幅広いヘッドシリーズとの組合せにより様々な取付け仕様に対応する。

同社は今回、BoreMeisterシリーズの内径溝加工用ヘッドを拡充。タンガロイ代表溝入れ工具シリーズ TungCutおよびAddInternalCutインサートが装着できる。
対応可能な溝幅は、TungCutがCW=0.5~3.0㎜、AddInternalCutがCW=2,3,4㎜。対応可能な突出し長は、Max10D。
びびりの発生しやすい穴奥の内径溝加工でも防振機能によりびびりを抑制するほか、深部にある内径溝加工の品質改善や生産性向上に貢献する。

■主な形番、標準価格
S32-CTIR-2T13D520-H：31,100円(税込 34,210円)
S40-CTIL-4T17D620-H：32,700円(税込 35,970円)
S16-STCIR12-D240-H：30,900円(税込 33,990円)
追加アイテムは、計16アイテム。

(※資料提供：タンガロイ)