三菱電機
第9回女性技術者育成功労賞受賞
三菱電機は、同社開発本部 開発業務部長の松原公実さんが、一般社団法人技術同友会主催の「第9回女性技術者育成功労賞」を同社で初めて受賞した。女性デザイナーの育成と活躍できる職場環境の構築に貢献している。

女性技術者育成功労賞は、女性技術者や研究者の育成において顕著な成果を上げた方々の功績をたたえるため、2014年から実施されている表彰制度。松原さんは、1992年同社に入社後、統合デザイン研究所(神奈川県鎌倉市、旧:デザイン研究所)で家電製品のプロダクトデザインやサービスデザイン、また未来社会で求められる新たな価値を探索する未来価値洞察等に携わった。その後2022年4月に統合デザイン研究所の所長、2023年4月に研究開発の戦略等を担う開発本部 開発業務部長に就任し、現在に至る。
デザイナーとしてキャリアをスタートした後、自らがロールモデルとなりながら、女性デザイナーの採用拡大と幅広い年齢層に対する育成指導、事業所内の託児所の活用推進や男性の育児休暇取得奨励など、統合デザイン研究所での職場環境の構築に取り組んできたことが高く評価された。

同社は、性別や年齢等にかかわらず従業員ひとりひとりが最大限に能力を発揮し、いきいきと活躍することが、イノベーションの創出や持続的成長に非常に重要と認識している。特に女性活躍については、母集団の形成に向けて新卒採用に占める女性比率の向上に取り組むとともに、2030年度経営層に占める女性・外国人比率30%以上、女性管理職比率12%以上の目標を設定し、女性管理職登用プログラムの推進や経営幹部候補育成プログラムとの連動に取り組んでいる。

同社は今回の受賞をはずみとし、ダイバーシティのさらなる推進に取り組んでいく。

(※資料提供:三菱電機)


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