三菱電機
「第8回鉄道技術展2023」出展
三菱電機は、11月8日(水)~10日(金)まで幕張メッセ千で開催される「第8回鉄道技術展2023 Mass-Trans Innovation Japan 2023」に、“Beyond the rails~その先の技術で持続可能な鉄道を支えていく~”をコンセプトに出展する。
変容する社会課題を踏まえ、鉄道分野における省力化や経営効率化のためのDX(※1)と省エネルギー化や環境負荷低減のためのGX(※2)を推進する先進的なソリューションを紹介する。
また、メインステージでは、同社の鉄道向けソリューションの取り組みと、同社鉄道・交通事業のパーパスを映像で紹介する。

同社は鉄道向けソリューションを通じて、鉄道・交通インフラ全体のサステナビリティの実現に貢献し、「循環型 デジタル・エンジニアリング企業」への変革を目指していく。
出展ブースは、幕張メッセ ホール7(ブースNo. N-46)。

■出展内容
☆メインステージ
大型スクリーン上で、AIロボットが駅や列車内、車両基地などの鉄道事業の現場を見学して学習する映像を通じて、同社の鉄道向けソリューションの取り組みを紹介する。
また、鉄道・交通事業への想いを込めた同社のパーパスを紹介する。

☆ソリューションエリア
ソリューションエリアでは4つの鉄道向けソリューションを紹介する。
(1)自動運転ソリューション(Autonomous Mobility Solution)。
列車の自動・自律運転を実現するための周辺技術を含めたソリューションを紹介する。
・次世代自動運転システム、乗務員ヘルスアイ [DX][GX](初出展)。
列車自動運転と乗務員の健康状態見守り支援に対する取り組みについて、映像・パネルで紹介する。
・閉扉判断システム [DX](初出展)。
乗務員のドア開閉操作を支援する、AIを用いたホーム乗降監視ソリューションのリアルタイムデモを展示する。

(2)メンテナンス・アセットマネージメントソリューション(Lifecycle Management Solution)。
鉄道車両に搭載された各機器のデータや車両基地での検査データ等の活用により、鉄道事業者の列車運用・保守業務の効率化・高度化を実現するソリューションを紹介する。
・鉄道LMS on INFOPRISM [DX][GX]
IoTやAI技術の活用により、鉄道の運用からメンテナンスのライフサイクル全体にわたって継続的な業務効率の向上に貢献するソリューションを実運用中の事例をまじえて紹介する。
※1:DX(デジタルトランスフォーメーション)。
※2:GX(グリーントランスフォーメーション)。

(3)駅・旅客サービスソリューション(Seamless Multimodal Solution)。
旅客サービスの維持・向上、駅業務の効率化を実現するソリューションを紹介する。
・駅務マネージメント支援システム、自走式サイネージロボット [DX](★初出展)。
駅務に関わる各種情報を見える化し、データに基づいた意思決定を支援することで少人数での駅運営を実現するコンセプトを、駅務を担うロボットと共に紹介する。
・地域振興プラットフォーム、自動通行量調査システム [DX]
旅客の駅や街へのおでかけをガイドし、鉄道事業者自らが駅周辺の魅力を発信できる「ekinote\エキノート(※3)」と、同社ネットワークカメラ「MELOOK AI(※4)」による人流データ活用を紹介する。

(4)環境・省エネルギーソリューション(Energy Management Solution)。
カーボンニュートラルの実現に貢献する鉄道車両システムと、鉄道車両への電力供給の最適化に向けたソリューションを紹介する。
・カーボンニュートラル実現に向けた取組み[GX]
レアアースを用いずに世界最高レベルの高効率化を実現する「同期リラクタンスモーターシステム(SynTRACS)」、同システムを構成する「同期リラクタンスモーター(SynRM)」のモデル展示や、地上設備と列車間の連携による余剰回生電力の有効活用技術を紹介する。

☆共創・コミュニケーションエリア
来場者と当社のデザイナーが将来の社会のあり方やそれを踏まえた将来事業について対話し、共
に未来に対する理解を深めていく共創スペースを設けます。
・協調的意思決定支援コンセプト「NORIAi(のりあい)」(★初出展)
鉄道を取り巻く環境では、旅客や地域住民などから寄せられるさまざまな要望・価値観を理解
し、意思決定することが求められます。本エリアでは実際の意見交換を通じて協調的意思決定
支援コンセプトの体験が可能です。また、映像コンテンツでコンセプトを紹介します。

☆新たな旅客案内展示エリア
列車と乗客をつなぐ新たな旅客サービスの実現に貢献する鉄道向け情報提供プラットフォーム「Train Connect(※5)(トレインコネクト)」を紹介する。
・Train Connect(トレインコネクト)(★初出展)。
Train Connect の応用イメージとして、スマートフォン上でトレインビジョンと同様の旅客案内を行うデモを展示する。

(※資料提供:三菱電機)


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