THK
遠隔地から操作可能なVTuberロボット協同開発
THKは、等身大アバター遠隔コミュニケーションシステム「Monolis」を事業展開する株式会社三五屋、リアルとバーチャルを繋ぐ試みに挑戦する山葵音楽学校プロジェクト(運営:合同会社ViREM)、および、遠隔地から操作可能なアプリ「UGOKU-KUN」を開発したアダワープジャパンと協同で、遠隔地から操作可能なコミュニケーションロボット「VTuberロボット」を開発、幕張メッセで開催された「第2回 メタバース総合展 秋」に展示した。

VTuberロボットは、VTuber(2Dもしくは3Dのキャラクターの姿を使って、動画投稿やライブ配信をしているYouTuber)がインターネット回線を介して遠隔地から搭乗することで、リアルタイムにイベント会場の来場者と会話ができる移動型ロボット。
VTuberロボットの最大の特徴は、人と同じようにコミュニケーションを交わすことができる。VTuberが来場者へ声がけし反応があれば、自ら移動して会話することができるため、イベント開催時の人手不足の解決に向けた活用が期待されている。

VTuberロボットには、THKが独自に開発したロボット用プラットフォーム「SEED-Mover」が基本構造として内蔵されている。SEED-Moverは、さまざまな装置や機能に「自律移動」というロボットの機能を付加することで、今までにない新しいロボットやサービスを生み出すことができる。自律移動に不可欠な走行台車をプラットフォームとして提供し、搭載する装置や機材などにも電源供給することができる。

VTuberロボットは、このSEED-Moverに、昇降機能付きの40インチモニターを搭載したサイネージロボットをベースに開発され、さらにアダワープが開発したアプリ「UGOKU-KUN」により遠隔地からの操作を実現した。

(※資料提供:THK)


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