SEMIジャパン
日本地区SEMIスタンダード受賞者発表
SEMI(米国カリフォルニア州)は、2023年度の日本地区SEMIスタンダード各賞の受賞者を下記の通り発表した。
☆「SEMIジャパン国際協力賞」(SEMI Japan International Collaboration Award)
・株式会社ダイヘン 石井 晶 氏
☆「SEMIジャパン功労賞」(SEMI Japan Honor Award)
・キオクシア株式会社 冨田 寛 氏
授賞式は2023年12月13日(水)~15日(金)、東京ビッグサイトで開催される「SEMICON Japan 2023」において、12月14日(木)の「SEMIスタンダード・フレンドシップパーティ&授賞式」の席上で執り行われる。
「SEMIジャパン国際協力賞」は、言語・文化の違いを克服し国際組織間の調整、国際間の大きな課題解決に特段の貢献があった個人またはグループに贈られる賞で、本年度は石井 晶 氏に授与される。
石井氏は、日本地区メトリクス技術委員会傘下のJapan RF Measurement Liaison Task Forceのメンバーとして、半導体製造装置の高周波(RF)電源供給に関するSEMIスタンダード群(SEMI E113, E114, E115, E136, E143)の改善において日本地区および北米地区当該技術委員会のTask Force会議に積極的に参加し専門知識を提供することにより、ドキュメントの改善に貢献した。特にSEMI E113の改訂提案においてはTask Forceリーダーと協力し、ドキュメント素案の品質を高め、国際的なスタンダードの議論に貢献した。
「SEMIジャパン功労賞」は、日本地区スタンダード委員会委員また技術委員会幹事を表彰するもので、委員会の新設・改廃・再編もしくは多くのタスクフォースの設立、長年にわたり技術委員会委員として、また、幹事として活躍された方に贈られる賞で、本年度は冨田 寛 氏に授与される。
冨田氏は、長年に渡り日本地区リキッドケミカル技術委員会の共同委員長として当該委員会を率い、複数のTask Force(Liquid Filter Task Force, Liquid-Borne Particle Counter Task Force, Trace Metal Analysis for High Pure IPA Task Force)を立ち上げるとともに、これらTask Force活動において複数のドキュメント開発に貢献した。
SEMIスタンダードは、本年50周年を迎えた。
当初スタンダード委員会は、シリコンウェーハの寸法仕様に対応するために1973年に設立された。産業が軌道に乗り始めたばかりの当時、2,000を超える様々なウェーハ仕様が乱立しており、大変な非効率を招いていた。
ウェーハサプライヤーは、この問題を解決するためにSEMIのもと団結し、2インチおよび3インチウェーハのコンセンサス仕様を急速に策定し、1970年代半ばまでに出荷されたウェーハの80%以上がこれらの新しい標準に準拠することとなった。
SEMIは、テクノロジーの進化と業界の発展を支えるため、今後も、SEMIスタンダードの開発を促進する。
尚、本年のSEMICON Japanの会場(東京ビッグサイト・東4-6ホール)では、「SEMI STANDARDS 50th ANNIVERSARY PATH」と称し、現在までのSEMIスタンダードの歩みとともに、最近の標準化活動状況を纏めたパネル展示を実施する。
■日本地区におけるSEMIスタンダード各賞
SEMI日本地区スタンダード技術委員会が毎年12月に開催されるSEMICON Japanにおいて、同地区のスタンダード活動で傑出したリーダーシップを発揮したスタンダード委員に授与する。
「SEMIジャパン・スタンダード賞」、「SEMIジャパン国際協力賞」、「SEMIジャパン特別賞」、「SEMIジャパン功労賞」の4つの賞がある。
■SEMIスタンダード活動
SEMIスタンダードは、半導体、フラットパネルディスプレイ、LED(Light-Emitting Diode、発光ダイオード)製造、太陽光発電、FHE(Flexible Hybrid Electronics)分野などにおけるコンセンサスベースの国際業界自主基準。部材メーカー、製造装置メーカー、デバイス(パネル・セル)メーカー、検査・評価機関、サービスプロバイダーなど、エレクトロニクス製品製造の源流から最終製品に近い分野まで、広範囲な標準化対象をカバーしていることが特長。各業界分野の専門家の知見を結集して開発された国際的な仕様・技術標準として広く利用されている。
現在、20分野で1,000以上のスタンダードが出版されている。
※https://www.semi.org/jp/Standards/
(※資料提供:SEMIジャパン)
☆「SEMIジャパン国際協力賞」(SEMI Japan International Collaboration Award)
・株式会社ダイヘン 石井 晶 氏
☆「SEMIジャパン功労賞」(SEMI Japan Honor Award)
・キオクシア株式会社 冨田 寛 氏
授賞式は2023年12月13日(水)~15日(金)、東京ビッグサイトで開催される「SEMICON Japan 2023」において、12月14日(木)の「SEMIスタンダード・フレンドシップパーティ&授賞式」の席上で執り行われる。
「SEMIジャパン国際協力賞」は、言語・文化の違いを克服し国際組織間の調整、国際間の大きな課題解決に特段の貢献があった個人またはグループに贈られる賞で、本年度は石井 晶 氏に授与される。
石井氏は、日本地区メトリクス技術委員会傘下のJapan RF Measurement Liaison Task Forceのメンバーとして、半導体製造装置の高周波(RF)電源供給に関するSEMIスタンダード群(SEMI E113, E114, E115, E136, E143)の改善において日本地区および北米地区当該技術委員会のTask Force会議に積極的に参加し専門知識を提供することにより、ドキュメントの改善に貢献した。特にSEMI E113の改訂提案においてはTask Forceリーダーと協力し、ドキュメント素案の品質を高め、国際的なスタンダードの議論に貢献した。
「SEMIジャパン功労賞」は、日本地区スタンダード委員会委員また技術委員会幹事を表彰するもので、委員会の新設・改廃・再編もしくは多くのタスクフォースの設立、長年にわたり技術委員会委員として、また、幹事として活躍された方に贈られる賞で、本年度は冨田 寛 氏に授与される。
冨田氏は、長年に渡り日本地区リキッドケミカル技術委員会の共同委員長として当該委員会を率い、複数のTask Force(Liquid Filter Task Force, Liquid-Borne Particle Counter Task Force, Trace Metal Analysis for High Pure IPA Task Force)を立ち上げるとともに、これらTask Force活動において複数のドキュメント開発に貢献した。
SEMIスタンダードは、本年50周年を迎えた。
当初スタンダード委員会は、シリコンウェーハの寸法仕様に対応するために1973年に設立された。産業が軌道に乗り始めたばかりの当時、2,000を超える様々なウェーハ仕様が乱立しており、大変な非効率を招いていた。
ウェーハサプライヤーは、この問題を解決するためにSEMIのもと団結し、2インチおよび3インチウェーハのコンセンサス仕様を急速に策定し、1970年代半ばまでに出荷されたウェーハの80%以上がこれらの新しい標準に準拠することとなった。
SEMIは、テクノロジーの進化と業界の発展を支えるため、今後も、SEMIスタンダードの開発を促進する。
尚、本年のSEMICON Japanの会場(東京ビッグサイト・東4-6ホール)では、「SEMI STANDARDS 50th ANNIVERSARY PATH」と称し、現在までのSEMIスタンダードの歩みとともに、最近の標準化活動状況を纏めたパネル展示を実施する。
■日本地区におけるSEMIスタンダード各賞
SEMI日本地区スタンダード技術委員会が毎年12月に開催されるSEMICON Japanにおいて、同地区のスタンダード活動で傑出したリーダーシップを発揮したスタンダード委員に授与する。
「SEMIジャパン・スタンダード賞」、「SEMIジャパン国際協力賞」、「SEMIジャパン特別賞」、「SEMIジャパン功労賞」の4つの賞がある。
■SEMIスタンダード活動
SEMIスタンダードは、半導体、フラットパネルディスプレイ、LED(Light-Emitting Diode、発光ダイオード)製造、太陽光発電、FHE(Flexible Hybrid Electronics)分野などにおけるコンセンサスベースの国際業界自主基準。部材メーカー、製造装置メーカー、デバイス(パネル・セル)メーカー、検査・評価機関、サービスプロバイダーなど、エレクトロニクス製品製造の源流から最終製品に近い分野まで、広範囲な標準化対象をカバーしていることが特長。各業界分野の専門家の知見を結集して開発された国際的な仕様・技術標準として広く利用されている。
現在、20分野で1,000以上のスタンダードが出版されている。
※https://www.semi.org/jp/Standards/
(※資料提供:SEMIジャパン)