三菱マテリアル
2024年小野社長年頭の挨拶
三菱マテリアル株式会社 執行役社長 小野直樹氏は、2024年の年頭にあたり新年のあいさつを行い、冒頭1月1日に発生した令和6年能登半島地震の犠牲者に哀悼の意を表すとともに、被災者にお見舞いのメッセージを伝えた。
小野社長は、能登半島地震や羽田空港で起きた航空機事故を振り返り、“リスクに敏感になり備える”ことの重要性を指摘。同時に本年実施される台湾、インドネシア、ロシア、メキシコ、アメリカの選挙など、地政学的リスクだけでなく、経済のブロック化等世界の動きに対しても備えをしておく必要性を強調した。
また、小野社長は昨年の年頭の挨拶で掲げた“勝ち”にこだわる姿勢として『学び』の必要性にも言及。近年、世界で活躍する日本のスポーツ界を例に、監督・コーチ、選手など外国人から学ぶことの重要性を指摘した。
「従来の方法に拘らず、新しい方法、やり方をどん欲に学び、実践したからこそ結果を出すことができたのかもしれません。
変化を恐れずというより、むしろ変化をしなければ、世界で戦えないといった切迫感があったのかもしれません。その過程では、従来と違うことをすることに対する抵抗感もあったでしょうが、個々の選手が、そしてチームが成長したい、勝ちたいという気持ちが強く、その抵抗感を打ち破ったのだと思います」。
多様性のある社会への変革が求められている今日においては、多様な人材、多様な考え方をもった者が集まるだけでは意味がなく、多様な意見に耳を傾け、そこから取り入れるべきものを学ぼうとする態度が重要であると強調した。
「私たちは、今年度、中期経営戦略2030を策定、公表し、その実行に向けた取り組みをスタートしました。
また、今年度から予算の考え方も大きく変え、設定した目標値に対するギャップを常に測り、そのギャップを埋める方策をとことん考えていこうという形にしました。ここまでの経過では、必ずしもギャップを全て埋めることができたわけではありませんが、少なくともこのやり方から得た学びは多くあります。
これまでにはなかった施策が打ち出されたり、これまでならば市場環境が悪いからと諦めが先行しもっと業績が悪化するところを一定程度踏みとどまることができたり、皆さん方の真摯なこの努力は会社全体にとっての学びとなり、必ず今後の会社としての成長につながるものと信じています」。
「今年2024年も新しい人材が加わり、これまでにないものの考え方をトライしたり、会社全体として多くの新しいことに挑戦していきたいと考えています。
是非、皆さんにはこれまでと違うやり方、意見であっても聴く耳をもち、好奇心をもって試してみる、そのうえでそこから何を学び、自らの、そして会社組織としての成長にどうつなげるかに挑戦していく一年としてもらいたいと思います」と述べた。
(※資料提供:三菱マテリアル)
小野社長は、能登半島地震や羽田空港で起きた航空機事故を振り返り、“リスクに敏感になり備える”ことの重要性を指摘。同時に本年実施される台湾、インドネシア、ロシア、メキシコ、アメリカの選挙など、地政学的リスクだけでなく、経済のブロック化等世界の動きに対しても備えをしておく必要性を強調した。
また、小野社長は昨年の年頭の挨拶で掲げた“勝ち”にこだわる姿勢として『学び』の必要性にも言及。近年、世界で活躍する日本のスポーツ界を例に、監督・コーチ、選手など外国人から学ぶことの重要性を指摘した。
「従来の方法に拘らず、新しい方法、やり方をどん欲に学び、実践したからこそ結果を出すことができたのかもしれません。
変化を恐れずというより、むしろ変化をしなければ、世界で戦えないといった切迫感があったのかもしれません。その過程では、従来と違うことをすることに対する抵抗感もあったでしょうが、個々の選手が、そしてチームが成長したい、勝ちたいという気持ちが強く、その抵抗感を打ち破ったのだと思います」。
多様性のある社会への変革が求められている今日においては、多様な人材、多様な考え方をもった者が集まるだけでは意味がなく、多様な意見に耳を傾け、そこから取り入れるべきものを学ぼうとする態度が重要であると強調した。
「私たちは、今年度、中期経営戦略2030を策定、公表し、その実行に向けた取り組みをスタートしました。
また、今年度から予算の考え方も大きく変え、設定した目標値に対するギャップを常に測り、そのギャップを埋める方策をとことん考えていこうという形にしました。ここまでの経過では、必ずしもギャップを全て埋めることができたわけではありませんが、少なくともこのやり方から得た学びは多くあります。
これまでにはなかった施策が打ち出されたり、これまでならば市場環境が悪いからと諦めが先行しもっと業績が悪化するところを一定程度踏みとどまることができたり、皆さん方の真摯なこの努力は会社全体にとっての学びとなり、必ず今後の会社としての成長につながるものと信じています」。
「今年2024年も新しい人材が加わり、これまでにないものの考え方をトライしたり、会社全体として多くの新しいことに挑戦していきたいと考えています。
是非、皆さんにはこれまでと違うやり方、意見であっても聴く耳をもち、好奇心をもって試してみる、そのうえでそこから何を学び、自らの、そして会社組織としての成長にどうつなげるかに挑戦していく一年としてもらいたいと思います」と述べた。
(※資料提供:三菱マテリアル)