不二越
黒澤社長が2024年年頭の挨拶
不二越は、2024年の年頭にあたり富山事業所Kohki Hallにおいて黒澤 勉社長が年頭の挨拶を執り行い、景気動向にかかわらず、収益力を強化することを強調した。

黒澤社長は最初に、「令和6年能登半島地震で亡くなられた方々とご遺族の皆さまに謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます」と述べた。
また、同社の製造拠点が富山県であることから、今回の地震による自社の被害状況を報告。
「当社グループの被災状況については、グループ従業員全員の無事を確認し、生産設備についても生産および出荷に大きな支障をきたす被害はありませんでした」と説明した。

さらに、黒澤社長は2024年について、「今年の世界情勢・景気動向は、昨年よりもさらに不透明感が高まっており、これまで以上に稼ぐ力を強めていく必要がある」と指摘。
「中国経済の減速に伴う需要減少に対しては、生産体制の見直しと共に、営業活動を強化して、受注を拡大していく。また、原材料の値上がりに対しては、仕入先との対話をより緊密にしたうえで、販売価格への転嫁を一層進め、利益を確保していく」と強調した。

黒澤社長は、「会社として収益力を高め、従業員の皆さんの所得を向上していくためにも、皆さん一人ひとりが今年一年、安全に、健康に、そして意欲的に仕事にとり組んでいただきたい」とあいさつした。

(※資料提供:不二越)


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