スギノマシン
2024国際宇宙産業展ISIEX出展


スギノマシンは、2月20日(火)~22日(木)に東京ビックサイトで開催される「2024国際宇宙産業展ISIEX」に出展する。
期間中は、下記の技術、装置を紹介する。

●CWJP(キャビテーションウォータージェットピーニング技術)
金属部品の疲労強度、疲労寿命を向上させる加工技術。
特殊なキャビテーション(気泡)促進ノズルから高圧水を高速で水中に噴射することでキャビテーションが発生する。その気泡がワーク付近で崩壊する際、GPa(ギガパスカル)クラスの衝撃力で、ピーニング効果が得られる。
表層から1㎜近くの深さにも、圧縮応力を付与でき疲労強度が向上するほか、疲労寿命、疲労強度の改善が図れ、長寿命化を可能にする。しかも、水のみを使用した、ショットレスな加工法で、洗浄工程が不要でクリーンな加工方法で短時間に加工できる。
キャビテーションウォータージェットピーニング(CWJP)技術は、組織を微細化・緻密化させ、材料本来の靭性(粘り強さ)を維持しながら硬度を向上させる特長的な工法で、表面にマイクロディンプルを形成できる。形成されるマイクロディンプルは、油だまりとなり、摺動性の向上が図れ、リングオンディスク(摩擦摩耗試験)で、潤滑性が持続することが確認できている。
このほか、本技術を用いることで3D積層造形部品の未融解粉末を除去できる。
主な用途としては、構造物の溶接部などの、応力腐食割れ防止、航空機部品、金型、3D積層造形部品、自動車部品など、各種金属部品の疲労強度向上などに適している。
※CWJP技術の詳細
https://www.sugino.com/soshiki/waterjet/cwjp.html
●CASF(キャビテーションアブレシブサーフェスフィニシング技術)
アブレシブ懸濁液が入った水槽内で高圧水を噴射することにより、対象物表面の異常層除去と表面スムージング処理を行うと同時に、キャビテーション効果による圧縮応力付与を行う加工技術。
金属3Dプリンタで製作された部品では積層造形の過程において、表層から200μm深い位置まで、溶け込み不良や空洞などの異常層が頻発する。CASF加工技術では、異常層を除去すると同時に、表面スムージング処理と圧縮応力付与も行え、疲労強度アップと疲労寿命向上が図れる。
CASF加工技術は、金属積層造形(AM)部品ほか、ダイキャスト品、鋳造品に最適で、金属積層造形(AM)部品の異常層・サポートストラクチャーの除去、部品の表面粗さ改善、疲労強度アップや疲労寿命向上、部品内部の内径の表面処理にもメリットを発揮する。
※CASF技術の詳細
https://www.sugino.com/soshiki/jetmachine/casf.html
●超音波自動探傷装置
複雑な3次元形状のワークに対し、プローブ走査を直動軸で行い、水ジェット式透過法で自動探傷する装置。
オフラインティーチングやワーク設置誤差の自動調整等、セットアップ時間の短縮機能も搭載可能。

■2024国際宇宙産業展ISIEX
会期:2024年2月20日(火)~ 22日(木)
時間:10:00分~17:00
入場料:無料(事前入場登録制)
会場:東京ビッグサイト(西1ホール)
小間No.:S-35
詳細・入場登録↓
https://biz.nikkan.co.jp/eve/isiex/スギノマシンWEBサイト
https://www.sugino.com/
(※資料提供:スギノマシン)


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