産業用カメラメーカーのIDS Imaging Development Systems GmbH(以下、アイ・ディー・エス)は、創業者のJürgen Hartmann氏が退任し、Michael Berger氏が取締役に就任した。
今後はMichael Berger氏が営業、マーケティング、プロダクトマネージメント、システムコンサルティング部門、Jan Hartmann氏が財務、人事、IT、ビジネスイノベーションおよびエコシステムを担当。Alexander Lewinsky氏はこれまでのオペレーション部門に加え、開発部門を引き継ぐ。また、Jürgen Hartmannd氏は事業運営を引き継ぐとともに、チーフ・イノベーション・マネージャーとしてテクノロジーとイノベーションの分野で経営パートナーとして携わっていく。

Michael Berger氏は、バイロイト大学でビジネス経営管理を学び、コンスタンツ大学でセールスおよびマーケットマネジメントでの博士号を取得。VARTA AGでリチウムイオン電池担当統括マネージャーなどを歴任してきた。
業務執行取締役に就任したMichael Berger氏は、「IDSの製品ポートフォリオには、さらに開拓されるべき大きな市場ポテンシャルが秘められている」と述べた。

IDS Imaging Development Systems GmbHは、産業用カメラメーカーで汎用USB、GigE、3Dカメラのモジュール式概念と、人工知能(AI)搭載モデルを開発。装置、プラント、機械工学で活躍する。AI画像処理プラットフォーム IDS NXTは汎用性に優れ、従来ベースの画像処理で新たな用途分野の可能性を実現する。
同社はvisionpierというオンラインマーケットプレイスを運営し、既製の画像処理ソリューションサプライヤーとエンドカスタマーを結び付けている。
1997年に創業したIDS は現在、社員およそ350名。ドイツ・オーバーズルムに本社を構え、開発と生産を担うほか、米国、日本、韓国、英国、フランス、オランダに子会社および支店を開設し、グローバル事業を展開している。

■アイ・ディー・エス株式会社
〒108-0073
東京都港区三田1丁目3-33 三田ネクサスビル3階
電話 03-4500-8864
apacsales@ids-imaging.com

※写真上：Michael Berger博士
※写真下左から：Jürgen Hartmann氏、Alexander Lewinsky氏、Jan Hartmann氏、Michael Berger博士

(※資料提供：アイ・ディー・エス)