日立建機
グリーンボンド発行条件決定
日立建機(執行役社長:先崎 正文氏)は、同社初となるグリーンボンド(本社債)の発行条件を決定した。

〔本社債の概要〕
名称:日立建機株式会社第21回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)
発行総額:100億円
発行年限:5年
利率:0.667%
条件決定日:2024年3月1日
払込期日:2024年3月7日
償還期限:2029年3月7日
取得格付:A 株式会社格付投資情報センター(R&I)
財務代理人:株式会社三菱UFJ銀行
主幹事証券会社:大和証券株式会社、野村證券株式会社、SMBC日興証券株式会社
資金使途:下記のとおり
全額を日立建機が策定したグリーンファイナンス・フレームワークにおける以下の適格プロジェクトに係る新規支出(設備資金及び研究開発資金)並びに既存支出へのリファイナンス(借入金返済資金)に充当する予定。
① バッテリー駆動・有線式電動の製品、水素エンジン・燃料電池駆動の製品及びそれらに関連する製品・サービスに係る研究開発
② 従来比でエネルギー効率向上に資する、省エネ性能の高い機器や設備の導入
③ 再生可能エネルギーの導入拡大に資する、太陽光発電設備の導入に係る設備投資
④ グリーンビルディングである播州工場「総合棟」の建設
ストラクチャリング・エージェント(※1):大和証券株式会社
外部評価:「日立建機株式会社 グリーンファイナンス・フレームワーク」の策定にあたり、R&Iから、国際資本市場協会(ICMA)の定める「グリーンボンド原則 2021」をはじめとする各原則等に適合する旨の外部評価(セカンドオピニオン)を取得している。

日立建機概要
日立建機は、油圧ショベル、ホイールローダ、道路機械、鉱山機械などの開発・製造・販売・サービスの事業をグローバルで展開している建設機械メーカー。新車販売事業に加えて、部品・サービス、再生(部品・本体)、レンタル、中古車の「バリューチェーン事業」を拡大し、革新的なソリューションを顧客に提供する真のソリューションプロバイダーとして、顧客と共に成長をめざす。
世界に約25,000人の従業員を擁し、2022年度(2023年3月期)の連結売上収益は1兆2,795億円、海外売上収益比率は82%を達成している。

■用語の補足
(※1):グリーンファイナンス・フレームワークの策定やセカンドオピニオン等の外部評価の取得に関する助言等を通じて、グリーンボンドの発行支援を行う者をさす。

(※資料提供:日立建機)


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