ヤンマーホールディングス株式会社(大阪市、社長：山岡 健人氏、以下、ヤンマーHD)と近畿日本鉄道株式会社(大阪市、社長：原 恭氏、以下、近鉄)が2022年に共同でデザインした近鉄南大阪線「針中野」駅のデザインが、ドイツで1953年から続く世界で最も権威あるデザイン賞の一つである「iF DESIGN AWARD 2024(主催：iF International Forum Design GmbH)」に選ばれた。

対象の「針中野駅」は、ヤンマーグループのわくわくパーククリエイト株式会社が指定管理業務を受託する大阪・長居公園の最寄り駅のひとつ。公園の玄関口として認知を高め、駅を中心に魅力ある街づくりを目指すことを目的に、2022年7月に駅の改修が行われた。
ヤンマーHDでは長居公園の魅力を伝えるため、公園ロゴやサインなどのデザイン全般を行い、駅舎の改修に合わせて近鉄と共同で近隣地域の活性化、ワクワク感の醸成に取り組むことになった。
本取り組みでは、駅に到着した時から長居公園のワクワク感を演出するため、ヤンマーHDが植物や虫・鳥などの生き物をモチーフに公園と統一したデザインで世界観を表現した。また、柱を木々に見立てるなど、駅構内の設備を大きく入れ替えることなく、既存の構造物にデザインを施すのみで大きく印象を変えたアイデアが特に高く評価された。

(※資料提供：ヤンマーHD)