コベルコパワー神戸
長期脱炭素電源オークションで落札
神戸製鋼所の100%子会社である株式会社コベルコパワー神戸は、電力広域的運営推進機関(※1)による長期脱炭素電源オークションに応札し、落札された。

オークションは、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた電源の新設およびリプレース等の投資を促す制度で、落札された事業者は、原則20年間にわたり、固定費を回収することが可能となる。
同社は、2050年カーボンニュートラルに挑戦し、その達成を目指すため、カーボンニュートラルに向けたロードマップを策定し、アンモニア20%混焼の既設改修について、本件オークションで落札されたことにより、当該ロードマップの実現に向けた取組みを進めることが可能となった。

KOBELCOグループは、グループ企業理念のもとサステナビリティ経営を推進している。
国のエネルギー政策に則して、火力発電設備の高効率化に寄与し、経済性に優れた電力を安定的に供給すること、また2050年のカーボンニュートラルに向けて、火力発電設備の更なる高効率化・低炭素化に取り組むことで「安全・安心で豊かな暮らしの中で、今と未来の人々が夢や希望を叶えられる世界。」の実現を目指していく。

【落札内容の概要】
事業者:株式会社コベルコパワー神戸
電源:神戸発電所1、2号機(発電規模70万㎾/基×2基)
電源種:既設改修(アンモニア20%混焼)
落札容量:
1号機→131,433㎾、2号機→132,000㎾

■用語の補足
※1:電力広域的運営推進機関
電気事業者が営む電気事業に係る電気の需給の状況の監視、電気の安定供給のために必要な供給能力の確保の促進等の業務を行うことにより、電気事業の遂行に当たっての広域的運営を推進することを目的として設立された機関。

(※資料提供:神戸製鋼所)


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