三菱マテリアル
欧州新社準備室設置
三菱マテリアル株式会社は、欧州における資源循環に係るビジネスを中心とした戦略立案、管理・監督を行う統括会社を設立するための準備及び詳細検討を行うことを目的とした「欧州新社準備室」を設置した。

同社グループは、中期経営戦略2030において「人と社会と地球のために、循環をデザインし、持続可能な社会を実現する」ことを目指す姿と定め、自社の持つ強みをもとに金属資源の循環を強化し、対象範囲、展開地域、規模の拡大によりバリューチェーン全体での成長を実現すべく、諸施策を推進している。
そうしたなかで、欧州を今後の資源循環に係るビジネス展開における重要な地域と位置付けており、現地に戦略立案機能を設置し、ビジネス展開のスピードアップを図ることが重要であると考えている。同社は「欧州新社準備室」を設置し、統括会社の設立に向けた準備及び詳細検討を進めていく。

統括会社においては、同社事業のうち銅鉱山管理事業、タングステン事業、E-Scrapをはじめとする銅系スクラップのリサイクル事業及びリチウムイオン電池(LIB)リサイクル事業等の欧州における戦略立案や、事業部門の垣根を超えたシナジー創出等に向けた戦略立案、これらに係る各事業会社に対する管理・監督等を行う予定。また、将来的には、欧州における同社グループ全体の統括を行うことも含めて、統括会社の役割・位置付けについて検討する予定。

(※資料提供:三菱マテリアル)


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