スギノマシンは、6月26日(水)～28日(金)までポートメッセなごやで開催される「インターモールド2024名古屋」に、製造業に役立つ多彩な技術を出展する。

注目は、CWJP(キャビテーションウォータージェットピーニング技術)とCASF(キャビテーションアブレシブサーフェスフィニシング技術)。

CWJPは、金型の疲労強度・疲労寿命向上に貢献する。
同技術はウォータージェット(高圧水)を用いた、メディアを使用しないショットレスピーニング技術。
特殊なキャビテーション(気泡)促進ノズルから高圧水を高速で水中に噴射することで、キャビテーションが発生する。このキャビテーションがワーク付近で崩壊する際、GPa(ギガパスカル)クラスの衝撃力が発生し、ピーニング効果が得られる。

CASFは、金属積層造形後のポストプロセスの課題解決に貢献する。
本技術は、アブレシブ懸濁液が入った水槽内で高圧水を噴射することにより、対象物表面の異常層除去と表面スムージング処理を行うと同時に、キャビテーション効果による圧縮応力付与を行う加工技術。
さらに、CASFを施工することにより、金属積層造形(AM)後に部品に残っているサポートストラクチャーも除去できる。
サポートストラクチャーの除去と部品表面のスムージングが1パスで行え、手作業で行っている後処理工程の自動化・省人化を実現できる。

【展示会概要】
・会期：2024年6月26日(水)～28日(金)
・会場：ポートメッセなごや(第1展示館)
・開場時間：10:00～17:00
・入場料：無料(事前登録制)
※展示会公式サイトから入場登録
https://www.intermold.jp/・出展ブース：No.3-114
・展示製品詳細
https://www.sugino.com/soshiki/1/intermold2024nagoya.html
(※資料提供：スギノマシン)