お宝管理人56(語録)
揺れ動く米大統領選と真実報道!
11月6日(金)・・・・・
米国大統領選挙が世界中の注目を集めている。
日本でも連日選挙のゆくえを占う報道が過熱している。
今の時点ではバイデン氏が優勢で、トランプ氏の再選が危うくなっている。
日本でこれほど米国の大統領選が加熱報道されるのも珍しい。

米国大統領選がなぜこれだけ日本でヒートアップするのか、それは我々の生活にも影響が出るかもしれないからだろう。
日本人の大半はアメリカ大統領選などどうでもいい、コロナ対策を何とかしろ、そう思っていると思う。
しかし、果たしてそれで良いのだろうか。
米国と同盟国になっている日本にとって大統領選は無関心ではいられないのではないだろうか。
だからこれほどまでに日本でも米国大統領選が過熱報道されているのでないかと思う。

大統領選のゆくえも確かに気になるところだが、今回の大統領選については、選挙そのもののあり方に米国民の意識がヒートアップしている。
そもそも米国と日本では選挙方法が異なる。
米国は国土も人口も日本とは桁違い。
ゆえに選挙方法も異なって当然だが、今回の選挙のように両者の票数が拮抗していると様々な課題も見えてくる。
日本では、選挙方法はどこに行っても統一されている。
しかし、米国の場合は州によって若干異なる地区もある。

それにしても今回の大統領選、選挙が行われる前から様々な疑惑が囁かれていた。
そして、実際にいざ開票となると予想通り、米国を2分する様々な問題が浮き彫りになっている。
バイデン氏を推す国民とトランプ氏を推す国民が真っ二つに分かれ、互いの支持者で米国が分断状態に陥っている。
こうなると、もはや収拾がつかない。
今後のゆくえが世界中の注目を集めるのは当然のことかもしれない。

日本では当初から大手マスコミが挙って米国大統領選を取り上げ、連日様々なコメンテーターが勝敗を占っている。
開票日には朝から晩まで大統領選のゆくえに盛り上がり、どこの番組もまるでギャンブル予想を行っているようだった。
それは同時に、現地米国の報道も然り。米国でもマスメディアによって実際の報道状況に大きな偏りが見られた。
そして、それが米国民を加熱させる結果となり、現状の混乱に火に油を注いでいる。

そして、もう一つの問題は不正選挙問題。
米国の選挙戦ともなれば、米国民だけの問題ではなく、全世界の関心事といっても過言ではない。
誰が大統領に就任するか、それによって他国も利害関係に大きな影響が出るからだ。
そうなると当然、そこに不正疑惑が見え隠れしてくる。
これまでにも米国では様々な選挙疑惑が起こった。
そして、疑惑の真相も明らかにされている。

日本の大手マスメディアは、現地メディアの情報を基に、中立な報道の立場を貫いている。
報道する側にすれば、米国民一人ひとりの心の中まで取材することは困難なため、現地の状況に精通する仲間からの情報を基に、報道せざるを得ない。
それは出演する識者、専門家、コメンテーター、芸能人も同様。
誰一人として事実は把握していないし、また、できない。
というか、そもそも“選挙は水物”。選挙は魔物と言わしめている所以。
今回の米国大統領選も、今の時点で行けばバイデン氏が当選すると大抵の識者は思い込んではいるのではないかと予測する。
しかし、果たしてすんなりと当選できるのか、そこはまだまだこれから先になる。
すでに、トランプ氏は今回の郵便投票について不正が起こっているとを表明し、裁判に持ち込んでいる。
トランプ氏が直近の会見で不正疑惑問題を発言した際、米国の女性記者から“負け惜しみですか・・・”という言葉が飛び出した。それに対し、トランプ氏は無言でその場を立ち去った。

同じような記者会見は日本でもよく見られる。
安倍晋三元総理や現在の菅総理が官房長官時代、そうした場面が飽きるほど報道された。
果たして、今回の米国大統領選挙ではどうなるのか・・・。
もし、本当に不正が行われていたとすれば、マスメディアはどんな反応を示すのか・・・。
いずれにしても、米国内でまっとうな選挙が行われているようには思えない。とすれば、どんな国が係っているのか・・・。
そうした動きは、選挙前から両当事者は織り込んでいることだろう。
選挙でどちらが当選するか否かは米国民の判断であって、時が来れば必ず結果が出る。
問題は、そこに不正があったか否か、それを正しく検証すること、そこがマスコミ本来の仕事だと思う。

人は誰しも思想信条がある。
そこにしがらみが加わるとなかなか行動に出しづらい。
しかし、正しいことを伝えるのが報道。思想信条と異なる結果であっても事実は事実で報道する義務もある。

近年はSNSにより、一億総マスコミ時代になっている。
閲覧者は過激な報道に視線を注ぎがちだが、だからといってそれを仰いでも何の得にもならない。
求められるのは中立な報道ではないかと思う。

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