お宝管理人56(語録)
東京は感染者 5000人越え!
2021年8月5日(木)・・・・・
COVID-19、第5波が日本中に猛威を振るい始めている。
東京では、今日一日の感染者が5042人と過去最多となった。
近郊の神奈川・埼玉・千葉でも同様、感染者数が一気に増加し、もはや歯止めがかからない。
感染者の多くは20代~30代の若い人達。40代~50代の感染者も増えている。
感染拡大は首都圏に限らず他県でも同様、感染者は日に日に増え続けている。
高齢者はワクチン接種が進み、感染者数が減少しているものの、若い人達の感染者が増え続けている。
これまで何回も緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出自粛を呼び掛けている。
にも関わらず、ターミナル駅や繁華街には大勢の人々が行き交う。
長引くCOVID-19で人々も疲弊し切っている。
もはや外出自粛を訴えても人々の意識はどこ吹く風・・・。
人流移動の減少どころか、依然に比べて逆に増加している。
深刻なのは感染者が急激に増えたことで、このままだと医療崩壊にもなり兼ねない。
各自治体では、感染者の療養施設を確保しているものの、実際に治療に携わる医師や看護師の絶対人数は圧倒的に不足している。
先日、報道番組に感染症治療の最前線で治療に携わる某医師が、「ワクチン接種に手を上げる病院やクリニックは多々あるが、感染症治療を率先して行う病院やクリニックは極僅か。この問題が解決されない限り医療崩壊は避けられない」と嘆いていた。
番組に出演した医師いわく、「ワクチン接種に手を上げる病院やクリニックは多いが、感染症治療に手を上げる病院やクリニックは非常に少ない」という。
医師や看護師も人間。
治療や看護に携わることで自分達の感染リスクも当然ながら高くなる。
敢えて渦中の栗を拾うような危険はなるべく避けたいと考えるのは当然と言えば、当然だろう。
COVID-19事態がかつて経験したことのない感染症だけに、明確な治療方法すら解明されていない。
医療従事者も手の打ちどころがないというのが現状で、病院やクリニックも状況を見守るしかないのが実状のようだ。
一方、全国的に感染者が急増したことで、保健所や医療機関の対応もパニック状態に陥り、PCR検査で陽性が判明した人達の受け入れに大きな支障が起こっている。
多くの陽性患者が入院待機待ちで自宅療養を強いられており、中には食料確保もままならない自宅療養患者もいるなど、状況は刻々と深刻化している。
今回のCOVID-19を通じて人々の意識にも賛否両論あるが、基本的に感染症対策をしっかり行っていれば、感染リスクは少ない。
いずれにしても感染するか否かは、個人の意識と行動しだい。
感染症医療従事者等を除き、感染リスクを怠った人が感染している。
人々が何が重要なのかをもう一度再認識すれば、外出も減るだろうし、人流の移動も減少する。
それが見られない限り、感染拡大は今後も続くだろう。

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