お宝管理人56(語録)
他人をディスるより己を律すれ!
2021年12月18日(土)・・・
この2~3日、気温が一段と下がった。
朝晩は暖房無しではいられない。
日本海側では寒気が入り込み、あちこちで雪が降った。
太平洋側も一気に冷え込み、わが家でも暖房を使い始めた。
暖房にも電気、ガス、石油などいろいろある。
田舎の方では今でも薪ストーブや囲炉裏、掘り炬燵(こたつ)を見かける。
都心は住宅事情もありエアコンか電気ストーブが主流。
郊外では石油ストーブを使用する家が多い。
この辺も石油ストーブを使用する住宅が多く、寒くなるとガソリンスタンドで灯油タンクを手にする人々を見かける。
一時期からすれば灯油も値上がりした。
光熱費もバカにならない。
わが家は電気ストーブと石油ストーブで暖をとる。
幸い部屋が狭いため、最小限の光熱費で済んでいる。
余ほど寒い時だけ石油ストーブを使う。普段は朝晩だけ電気ストーブで済ませている。
晴れた日中は陽当たりがいいし、暖房は使わない。
電気に比べ石油ストーブは全然暖かさが違う。
でも、最近地震が多発しているため電気ストーブにしている。
倒れても安全装置が作動して電気が停止するから。
火災を起こさないために配慮している。
寒い時は衣服を着込んで体を暖かく保てばいいし。
これから先、まだこの寒さは当分続くくかも。

話は変わる・・・。
今は何処のスーパーでも出来合いの食料品が売られている。
コンビニでも弁当やおにぎり、サンドイッチなどパッケージを開ければすぐに食べれる。
コロナ禍で自粛生活が長く続くと、最近は食物に戸惑う。
作る手間や時間を考えれば、簡単にサクッと食べれる物になる。
食材を購入して自分で作ると意外にコストもかかる。
しかし、出来合いの食料品も一通り食べ尽くすと飽きてくる。
食糧不足に喘ぐ人々からすれば贅沢な悩み。
でも、同じような人は案外多いかも。
昔と異なり、今は女性も仕事を持つ人が増えた。
高齢者を除けば、働く女性が多くなった。
若い子育て世帯では、“専業主婦”という言葉はもはや死語になりつつある。
時代と共に生活が豊かになり、少しでも良い生活を送るにはお金がかかる。
また、老後のことを考え、働けるうちは働いて貯蓄をしようと考える人々も増えている。
世間並みの暮らしを維持するためには、先立つものが必要になる。
限られた時間で家事や育児を行い、昼間は仕事に就いて収入を得る。
そんな生活サイクルで、時間を費やして食事の準備をするなど至難の業。
出来合いの食品を購入してサクッと食べる、そんな世帯が常態化するのも当然と言えば当然な話。
実は当家も同様。
冒頭で説明した通り、食事を作る時間や手間、コストを考えると出来合いの食べ物を購入して済ませている。
その方が楽で簡単にだからだ。
それと最近の食べ物は、自分で手間暇かけて作るよりも美味しい物がたくさんある。
でも、そんな食生活かせ長く続くと飽きてくる。
先日、緊急事態宣言解除後の繁華街の様子がTVで放映されていた。
居酒屋で酒を酌み交わす様子が流れていた。
映像には、居酒屋の看板メニューに“もつ煮込み”の大きな文字が描かれていた。
それが脳裏に焼き付いていたのか、先日スーパーの精肉コーナーで美味しそうなモツが目に止まった。
早々野菜など追加食材を購入。自宅に持ち帰り久しぶりにもつ煮込みを作ってみた。
ネットを括り、調理の方法を確認。
一通り配信動画で知識を得て調理に取りかかるも、結局最終的には自己流に・・・。
それでも自分で作ったもつ煮込みは格別の味。
何故か自分で調理すると美味しく感じるから不思議。
出来合いの食料品とは違う新鮮さがある。
裏返せば、それが料理というものかも。
各段食材に凝ったわけではない。
食材に凝れるほどのゆとりも無ければ、凝ろうとも思わない。
そもそも高価な食材と言っても、判断は人により異なる。
調理しなくても美味い食材はたくさんある。
手を加えなくてもそのまま食べた方が新選で美味しい食材はたくさんある。
野菜でも肉でも魚でも食材とはすべからずそういうもの。
そこに手を加えることで、いろいろな食感を味合える、それが料理というもの。
うまいまずいはあくまで個人の判断。
突き詰めれば、自己満足みたいなもの。
自分で作ると美味いと感じるのはそのためだろう。
不思議なのは調理した日と翌日では味が変化し、深みが増す。取り分け煮込み料理にそれが多い。
カレーやおでん、シチューなどすべからずそう。
調理は食材や調味料の種類や量により、味が微妙に異なるから不思議。
毎回調理するごとに、食材を増やしたり、調味料を変えたりすることでより高い満足度が味合える。
これはモノづくりにも当て嵌まる。
手間暇かけて作る料理は美味しく感じる。
モノづくりでも、人が手を変え品を変えて考えながら造るから優れた製品を創出する。
一流の料理人が食材に拘るように、モノづくりでも同様のことが言える。
プロの料理人は食材だけでなく、使用する調味料まで拘る。
出汁や味噌、醤油、砂糖でもメーカーに特別に作ってもらったり、自身でブレンドしたりと研究を惜しまない。
プロの料理人は常に高い探求心を持ち続けている。
同じようなことはモノづくりの世界にも言える。
モノづくりの世界ではある時期から利益追求やコスト削減、納期短縮思考に進み、モノづくりの大半をコストの安い国々や自動化に依存している。
しかし、本来のモノつくりにおいては、如何に人々に喜んでもらえる製品を創出したり、社会に貢献する商品を産み出すかが重要。
それにはモノづくりに携わる経営者をはじめ、モノづくり企業に従事する人々の意識が“鍵”になる。
自動化やコスト削減も大切だが、モノづくり企業おいて大事なことは独自の製品を形にして創出することにある。
それがモノづくりを成り合いとする企業とそこに従事する人々の使命。
好不況を乗り越えた高級老舗料理店を見れば自ずとそれが頷ける。
一方、高級老舗料理店でも手を抜いて食材を使い回せば、噂はすぐに拡がり、客は減り、やがて衰退する。
同じことはマスメディアにも言える。
自分が従事してきた会社を見てもそれは明らか。
偉そうなことを言うつもりはない。自ら体験したからわかる。
経営者の最たる自己満足を優先すれば、結局辿り着くところは同じ。
従業員の意見に耳を傾けなければ、没落するは当然のこと。
もう何十年も前からすでにわかっていた。
会社に反発して退社した奴を平気で再雇用する経営者。最も出戻りする奴もする奴・・・。
本業を見失い、株に手を染め損する経営者。
銀座に夜の店を出して有頂天になっていた経営者。
仕舞の果てには銀座の夜の店の女性を、会社に入社させてしまう経営者。
到底信じ難い蛮行のやりたい放題には呆れて開いた口も塞がらない。
そんなことばかりしていれば社内も荒廃していく。
銀座の店から転職した女が、突然キレて掛け時計を床に投げつけた蛮行。
事務員にストーカー擬の行為を行った超怪しい独身従業員。
ライバル他社の業界紙で会社を倒産させ、従業員を置き去りにして自分だけ会社に入り込んできたカラオケペテン師。
個人で書籍依頼を請け負い執筆作業に精を出す袖下編集記者。
取材と称して海外観光旅行に勤しむ金ツリ従業員。
昼間から居眠りをこいている輩もいれば、経営者にお別解を使う奴など話題には事欠かない。
機会があれば、自分が生きて来た歴史の真実を動画にして残しておこうと思っている。
これはすべての企業に当てはまるものでは決してない。
たまたま自分が入った会社がそうだっただけ。
しかし、表面化していないが、そんなブラック企業は山ほどある。
おそらく料理やモノづくりの世界でもそうしたことは日常茶飯事だと思う。
負け犬と思われるだけだから誰も語らないが、実際そんな輩は非常に多い。
報道陣(人)として自分の歩んだ人生を振り返るくらい真実性の高いことは無い。

脱線したが、せめて自分だけは人から後ろ指を指されるような人生にならないよう己を律していきたいものだ。


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