HMSインダストリアルネットワークスがAnybus Wireless Bolt IoTを提案!
HMSインダストリアルネットワークスは、機械や設備にLTEベースのネットワークであるNB-IoTとCAT-M1を使用してモバイルベースの信頼性の高いインターネット接続を可能にする「Anybus® Wireless Bolt IoT」を発売した。

産業界では現場に設置した機械や装置に接続してインターネットを介した監視や制御を行う取り組みが加速している。しかし、従来の方法では現場の設備をインターネットに接続するためのインフラが現地にないことが多い。
「Anybus Wireless Bolt IoT」は接続が困難な遠隔にある設備に対し、NB-IoTとCAT-M1を介した信頼性の高いモバイル回線ベースのインターネット接続性を提供する。
現場の設備や機械にWireless Bolt IoTを差し込むだけで、モバイル回線へ接続可能なほか、 Ethernetで簡単かつトランスペアレントに遠隔の機械と通信を実現。
 2Gフォールバック機能対応のNB-IoTとCAT-M1でグローバル展開が可能で、 しかも、バッテリー駆動機器向けの低電力ソリューションを実現した。

☆主な特徴
(1)現場の設備や機械にWireless Bolt IoTを差し込むだけで、モバイル回線へ接続が可能。
Anybus Wireless Bolt IoTは、固定式あるいは移動式の設備や機械をモバイル回線でオンライン化するために必要なすべての要素を備えている。
機械や装置に設けたM50のねじ穴に取付けるボルト型の形状は、屋外でも使用できるUL NEMA 4X認証の堅牢なIP66/IP67ハウジングで、モデム、マイクロコントローラー、ファイアウォールを備えたモバイル通信アンテナを内蔵している。

(2) Ethernetで簡単かつトランスペアレントに遠隔の機械と通信。
機械や装置のEthernetポートには、内蔵Ethernetポートを使って接続。設定は、内蔵WebサーバーまたはEthernet ポートからのRESTコマンド送信で行う。これにより、Anybus Wireless Bolt IoTで機械や装置のデータをTCP/UDPベースのプロトコルを用いてモバイルインターネット接続で送れる。Power over Ethernet(PoE)をサポートするほか、別の端子から電源を供給することも可能。

(3) 2Gフォールバック機能対応のNB-IoTとCAT-M1でグローバル展開を可能に
モバイル通信では、Anybus Wireless Bolt IoTは2G(GPRS/EDGE)フォールバック機能に対応した最新のLTE規格NB-IoTおよびCAT-M1を使用するため、世界中のどの場所でも導入が可能。
新しいLTE規格はLP-WAN技術(Low Power Wide Area Network)によるもので、一般に低データレート(25~300 Kbit/s)で消費電力やノード当たりの接続コストを低く抑えながら地理的に広くカバーしたいというIoTの新しいユースケースに適している。
SIMカードスロットを搭載しているため、世界中のどの通信事業者でも接続が可能であるほか、また、Private APNネットワークを使用した設備資産のプライベートネットワーク構築にも対応する。

(4) バッテリー駆動機器向けの低電力ソリューション
Anybus Wireless Bolt IoTは、道路の電光標識や交通量計測装置、水量計測装置など、電力網に接続されていないバッテリー駆動の機器に特に適している。
Low Power (低電力)モードではデータ非送信時に低電力状態になるため、バッテリーや電源サイスを最小限に抑えることができる。

詳細は→ https://www.anybus.com/ja/





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