三菱マテリアル 加工事業カンパニー(カンパニープレジデント：田中徹也氏)は、センタリング・面取り加工用ソリッドドリル“リーディングドリルシリーズ”にハイスドリル「GKCD」を追加発売した。

“リーディングドリルシリーズ”は、センタリングや面取り加工などに対応したドリルシリーズ。超硬リーディングドリル「DLE」は、小型自動旋盤での加工を中心に多くのユーザーより好評を得ている。
同社は今回、過去から培ったハイス技術を生かして「GKCD」を開発。低速、低送り加工に優位性を発揮し、小ロット生産の部品加工でコストパフォーマンスを発揮する。
「GKCD」は小型自動旋盤において、貫通穴の突切り加工後の内径バリ取りに適している。
“リーディングドリルシリーズ”ハイスドリル「GKCD」は、φ3㎜からφ20㎜、先端角60°、90°、120°全22型番。

■「GKCD」の主な特長。
(1)耐摩耗性、耐熱性、耐欠損性に優れたコバルトハイスを採用し、炭素鋼からステンレス鋼まで幅広い被削材に対応。
(2)低速、低送り加工で優位性を発揮し、コストパフォーマンスにも優れ経済的。
(3)先端角60°、90°、120°の3種類を用意し、さまざまな加工に対応。

■標準価格(代表型番)
GKCDD030P060 1,350円 （税込み価格 1,485円）
GKCDD060P120 1,720円 （税込み価格 1,892円）
GKCDD200P090 11,000円（税込み価格 12,100円）