ケナメタル
HARVI™ I TEボールノーズエンドミル発売!
ケナメタルは、HARVI™ I TEシリーズに、新たにHARVI I TE4枚刃ボールノーズエンドミルを追加発売した。
同工具は、高い生産性を誇る3D粗加工と仕上げ加工用に設計され、幅広い被削材に優れた切り屑除去率を実現し、加工コスト削減に貢献する。

HARVI I TEボールノーズエンドミルは、独自の逃げ面を採用。ボールノーズ部の波状の輪郭が波形の逃げ面を形成し、切削域へのクーラントの流れを向上させた。これにより、高度な振動の減衰と切削抵抗を低減。フィード量と速度の向上に加え、切込み量も大幅にアップした。
また、外径部は逃げ面がその形を変え、偏芯構造となり、優れた切れ刃強度と静的精度、さらに切削抵抗の低減を実現し、汎用性の高いエンドミル加工に対応する。

さらに、新製品の超硬ソリッドエンドミルは、らせん構造のエンドフェイス、切り屑案内溝、可変ねじれ角など、スクエアエンドスタイルのその他の形状も進化を遂げ、機械加工の多様なニーズに対応する。

HARVI I TEボールノーズエンドミルは、レギュラー(インチ:ネックなし、メトリック:ネック付き)とロングの2種類の長さを用意。いずれも径範囲は2㎜~20㎜(1/16インチ~1インチ)まで選択可能。
レギュラータイプの長さは、3Dコピーミーリング加工に適し、ロングタイプは、壁面や床面の仕上げ加工が必要なショルダーミーリングなど、多数のアプリケーションに対応可能な切込み長(最大4×D)を用意している。

ケナメタルは、80年以上の歴史を誇る工具メーカー。マテリアルサイエンスおよびツーリングソリューション、耐磨耗ソリューションを通し、顧客満足度の高い商品で加工企業の生産性向上に貢献する。
高精密かつ効率的な生産を支援する同社の工具は、航空宇宙、土木、エネルギー、一般機械、輸送分野にわたる幅広いニーズに対応し、約9,000名の社員が、60カ国を超える国々で個客支援を展開し、2020年度の売上高は約19億ドルを達成している。

■詳細はHP参照 https://www.kennametal.com

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