スギノマシン
新型マシニングセンタ
「SELF-CENTER SC-V30a」!
スギノマシンは、主軸テーパ30番の小型・立形マシニングセンタ「SELF-CENTER SC-V30a(セルフセンタ)」を開発中で、2021年4月の発売を計画している。
同機は、11月16日から開催される「JIMTOF2020 Online」で、概要の一部を公開する。

同社が提供する「SELF-CENTER」は1986年誕生以来、“小物部品には小型マシンを!”をコンセプトに、立形や横形、テーブル移動型からコラム移動型など、ユーザーニーズに対応した多彩な機械構成バリエーションでロングセラーを続けている。
近年、産業変革に伴い、より効率的な生産方式が求められる中、これまでのカスタム対応の経験やノウハウを活かし、新たな基軸となる「SELF-CENTER」シリーズの商品化に向け、最終調整を行っている。

新製品の「SELF-CENTER SC-V30a」は、“二律背反の両立”を開発コンセプトに、生産性向上を追求する、相反する特長を持ち合わせた新機軸の製品となる。
その1つ目が“ロング―スリム”の実現。
NEWマシンは、X軸ストローク700㎜を確保しながら、機械幅をわずか1,440㎜に圧縮した。
2つ目は“高速-高剛性”の実現。
NEWマシンは、移動体の軽量化により、高加減速を実現。非切削時間を大幅に削減する。
さらに構造体の全面改良により、剛性を大幅に向上した。
3つ目は“シンプル-多機能”。
NEWマシンは、独自のモジュール設計によるシンプルな外観ながら、多関節ロボットやガントリーローダ等の自動搬送装置など、多彩な機能拡張を可能にした。

新型「SELF-CENTER SC-V30a」は、主軸先端形状BBT30、主軸回転速度Max.20,000min-1。外観寸法幅は1,440㎜、X軸ストロークMax.700㎜。
用途は、金属部品の精密形状加工に極めて優れたパフォーマンスを発揮する。
販売開始は2021年4月を計画。
販売目標は日本、北米、欧州、アジアを中心に、初年度年間100台の販売を見込んでいる。

同社は現在、新型「SELF-CENTER SC-V30a」の最終調整を行っており、11月16日(月)~27日(金)まで開かれるJIMTOF2020 Onlineで一部概要を紹介する。
URL:http://www.jimtof.org/online/jp/index.html
☆株式会社スギノマシン会社概要
■代表者:代表取締役社長 杉野 良暁。
■本社所在地:〒937-8511富山県魚津市本江2410番地。
■TEL:(0765)24-5111(代)。
■創業:1936年3月1日。
■事業:高圧ジェット洗浄装置、超高圧水切断装置、原子力発電保守用機器並びに廃炉機器、湿式・乾式微粒化装置、ドリリングユニット、タッピングユニット、マシニングセンタ、拡管工具・装置、抜管装置、鏡面仕上工具、バイオマスナノファイバー、産業用ロボット等の開発、設計、製造、販売。
■URLhttp://www.sugino.com/■本製品に関する問い合わせ先
精密機器事業本部 精機生産事業部 精機技術部 応用開発課(滑川事業所)TEL:(076)475-5112。

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