黒田精工
精密成形平面研削盤
「GS-45V」開発!
黒田精工は、操作性・環境性・拡張性に優れた精密成形平面研削盤「GS-45V」を開発、JIMTOF 2020 Onlineに出展している。
同機は、微細ワーク加工に抜群のパフォーマンスを発揮する。

「GS-45V」は、手動研削時の操作性が高く、全自動加工の設定も簡単行える。
操作部の最適レイアウトにより、作業者への負担を軽減し、安全な作業を追及した。
タッチパネルはシンプルレイアウト、大きい文字とボタンで簡単に使いこなすことが可能なほか、作業者に合わせてカスタマイズできる。

同機は左右送りに自社製精密ボールねじとサーボモーター送り機構を採用。油圧タンクを無くしたことで、従来機比所要床面積40%削減。
また、本体消費電力を約60%削減したほか、油圧作動油ゼロを達成。メンテ性の向上と装置と周囲への熱影響を低減するなど、環境性にも配慮している。

さらに、簡単な設定で様々な形状の加工と成形ドレスが可能な対話型オペレーションソフト「GS-SmartTouch®」が搭載可能になっている。
GS-SmartTouch®は、英語、中国語、ベトナム語、タイ語での表示が可能で、現地オペレーターも簡単に高精度加工が行える。

このほか自動化機能として、機上計測システムほか、新たに従来熟練者頼みであったドレス作業と、砥石へのあたり出し作業を自動で判断、実施する機能をオプションメニューに追加した。これにより工数をかけずに高精度加工を実現できる。

☆主な仕様。
所要床面積:横2,040×縦1,480㎜。
本体重量:1,600㎏。
主軸モータ:2.2-4P ㎾。
テーブル作業面積:長さ500×150㎜。
テーブル上面から砥石下面までの距離(φ180):40-390㎜。
砥石寸法:φ180㎜。
工作物許容質量(含チャック):70㎏。

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