日立建機
中国で12トンと20トンクラスの
土木専用機発売!
日立建機の中国現地法人である日立建機(上海)有限公司は、12トンクラスの土木専用機ZX120-5A(標準バケット容量0.52㎥、運転質量11.5トン)と20トンクラスの土木専用機ZX195-5A(標準バケット容量0.91㎥、運転質量18.9トン)を、中国市場向けに発売した。2020年度でZX120-5Aは200台、ZX195-5Aは80台の販売を見込んでいる。

日立建機グループは、10月から発売開始した6トンクラスに続き、12トン、20トンクラスでも土木専用機を投入することで、ボリュームゾーンの個人チャーター業者向け製品ラインアップを拡充し、幅広い市場ニーズに応えていく。

ZX120-5Aは、主に都市建設や農村地域での土木整備、港湾、その他軽負荷土木作業向けの小型油圧ショベル。ZX195-5Aは、これらの作業に加えて工事現場での原材料の積込み作業や一般道路建設、上下水道の配管埋設工事などの社会インフラ向けの土木工事に用いられることを想定して開発した中型油圧ショベル。
これまでの製品で評価されてきた操作性や燃費性能、品質を維持しつつ、土木用途に機能を集約することにより、ハイコストパフォーマンスを実現した。

また、両機はICTを活用し、ユーザーの機械を見守るサービスソリューション「ConSite®」を搭載。工事現場での安定稼働に貢献するだけでなく、トータルのライフサイクルコストの低減に貢献する。

同社は、建設機械の稼働・位置情報などのビッグデータを蓄積するGlobal e-Service®(グローバル イーサービス)を活用し、中国市場における中小型クラスの使用状況を調査したところ、負荷の少ない作業時に選択するECO(エコノミー)モードで稼働している台数が多く、ユーザーニーズとして土木作業用に機能を集約してコストパフォーマンスを高めた製品を求める意見が多かったため、先行発売した6トンクラスに続き、ZX120-5AとZX195-5Aを新たに製品ラインナップに追加した。

※https://www.hitachicm.com/global/jp/

TOP