ファナック
スカラロボット
SR-20iA発売!
ファナックは、可搬質量20kg、リーチ1100㎜のスカラロボットSR-20iAを開発、販売を開始した。

同社は、これまでコンパクトさと高い動作性能を兼ね備えたスカラロボットSR-3iA(出荷開始:2017年12月)とSR-6iA(出荷開始:2018年4月)の2機種を開発し、電子機器の組み立てや搬送など幅広い分野に納入してきた。
SR-3iAは可搬質量3kg、リーチ400㎜、SR-6iAは可搬質量6kg、リーチ650㎜の水平多関節型のロボットで、高精度かつ高い連続動作性能を有するほか、新たにR-30iB Compact Plus制御装置を開発し、従来の制御装置に比べ62%の容積を削減した。
また、ビジョンI/Fや力センサIF、イーサネットを内蔵し、従来制御装置と同様にファナックの知能化機能を活用可能にしたほか、PCやタブレット端末でロボットプログラムを教示できるiRProgrammerを用意するなど、ロボットの取扱いに不慣れなユーザーでも直観的にプログラムが作成できるようにした。

新たに開発したSR-20iAは、可搬質量20kg、リーチ1100㎜を実現し、従来モデルに対し可搬質量、リーチともにひとまわり大きく、重量物を広いエリアで取り扱うことができる。
これにより、スカラロボットのラインナップを拡充したほか、さらに幅広い自動化ニーズに対応可能にした。
オプションで防水・防塵タイプや、耐薬品性に優れた塗装を施したタイプも用意している。

https://www.fanuc.co.jp/

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