ゴーショー
ドイツSchuette製
ターニングセンターECX!
ゴーショーは、ドイツ・シュッテ社(シュッテ)の新型単軸自動盤「ECXシリーズ」を発売した。

同機は、多軸自動盤とNC旋盤両方のメリットを持ち合わせ、高い剛性をベースとした最大36ツール(主軸側:4タレット×6ツール=24本+背面スピンドル側:2タレット×6ツール=12本)搭載可能なツーリングにより、最大6ツール同時に加工でき高い生産性を発揮する。
また、開放的な加工スペースによりツーリングのセットアップが容易に行え、少ロットの複雑形状ワーク等にも柔軟に対応する。
ローディングは、バー材、ブランク材のどちらにも対応。初めて多軸自動盤を導入する加工企業や、NC旋盤の追加マシンとしても適している。

単軸盤と多軸盤の融合
ターニングセンタ「ECX」は、最大加工径を反映させたEC2-46、EC2-65の2機種をラインアップ。
最大36ツール搭載可能なツーリングにより、最大6ツール同時加工による高い生産性を発揮する
エンド(Z軸)とクロス(X軸)、およびオプションのスイベル(Y軸)とドライブ(C軸)によるCNC複合加工を実現する。
ツールヘッド/タレットユニットは、主軸、背面スピンドルの全ポジションと互換性のある、高精度なクラウンギアインターフェースを採用。
ツールヘッドは、干渉を考慮した120°振り分け機能を装備。固定ツール、ツールドライブ両方に対応する。
カットオフ用単軸スライド、加えて強力なモーター(EC2-65主軸側:34kW, 背面側:14kW / EC2-46主軸側:17kW, 背面側:14kW)を搭載するなど、多様なワークの同時加工とアイドルタイムの減少に貢献する。

同機は非常に剛性の高い直立した2つのフレーム構造による、開放的な加工スペースと頑強なスライド構造を採用。
切粉のはけが良好で連続加工に適している。
また、両サイドから加工スペースへのアクセスが良好なほか、ツーリングやセットアップ時間の短縮・簡易化できる。

加工材料はバー材、ブランク材(鋳造、鍛造)どの材料も選択可能で、多様な加工コンセプトに対応。
コンベア上にシュート排出、外付けのロボットセルへの受け渡しなど、柔軟な加工済ワークのハンドリング(自動化)にも対応する。

コントロールシステムは、最新のSiemens 840D SLを装備。最大31のNC軸を制御可能なほか、最大8つのNCチャネルを実行可能。22インチのスイベル式タッチパネルを搭載している。

同社HP https://www.gosho.jp/

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