ヤンマーパワーテクノロジー
産業用立形水冷ディーゼルエンジン拡充!
ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーパワーテクノロジーは、欧州排出ガス規制(EU StageV)、米国排出ガス規制(EPA・CARB Tier4)に対応する高出力産業用ディーゼルエンジン2機種(3TN86CHT/4TN86CHT)を産業用立形水冷ディーゼルエンジンのラインアップに追加した。

新たに開発したエンジンは、長年培ったディーゼルエンジンの最新技術を集約し、さらなる高出力密度を追求している。
また、各国の厳しい排出ガス規制に対応するとともに、作業機搭載エンジンのダウンサイジングニーズに応え、低燃費・低騒音化を実現した。

同社では、好評の産業用立形水冷ディーゼルエンジンのラインアップにクリーンな高出力エンジンを加え、市場ニーズに適した産業機械用動力源を今後も提供していく。

☆主な特長
(1)高出力密度
高出力化に向け、エンジン各部の高強度化を織り込むとともに、新たなターボチャージャマッチング設計を実施。これにより、現在のラインアップにあるTNVインタークーラ付き同排気量モデルに比べ3TN86CHTでは20%、4TN86CHTでは14%の高出力化を達成した。

(2)コンパクトなエンジンサイズ
作業機のエンジン搭載スペースを考慮したコンパクトなエンジン外形とすることで、作業機への搭載性を向上した。
また、排出ガス後処理装置を大型化することなく高出力化を図ることで、作業視認性や居住性の向上に貢献する。

(3)作業を止めない独自の排出ガス後処理装置制御
独自のPMを捕集するDPFシステムを採用。同システムにより、高地や低温下、軽負荷から重負荷、あらゆる作業条件下においても作業を止めずに運転を続けることができる。
また、DPFクリーニングサービスは、6,000時間のロングインターバルを実現する。

※https://www.yanmar.com/jp/

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