IDS
SDGs、環境保護を積極推進!
産業用カメラメーカーのIDS Imaging Development Systems GmbH(IDS)は、SDGsを推進するとともに、環境保護にも積極的に取り組んでいる。

近年、マイクロプラスチックによる海洋汚染が指摘されているが、IDSは、製品の物流/出荷工程における使用素材の見直しに取り組んている。
同社はプラスチック製品の使用を避け、紙などの再生可能な原料で製造した100%生分解可能な代替製品に置き換えることで環境保護に取り組んでいる。
具体的には、出荷部門でカートンのフィルターをエアキャップから紙に変更している。
特注のパッケージマシンを導入し、通常のなめらかな紙の層から目的の長さに折りたたまれた緩衝材を製造している。
さらに配送部門の納品票も紙に変更している。
出荷用カートンを主にプラスチックが含まれない再生サイクルに送るため、プラスチック製粘着テープの代替品を現在、試験している。こうした対策により、物流/出荷工程における元のプラスチック素材の95%を置き換えている。

一方、同社は顧客から受け取るすべてのフィルターを、ただ捨ててしまうのではなく、再利用している。
今後はすべての使用済み段ボール箱も構内で直接ベールに押しつぶし、新しい再生カートンの製造に使用することで、経済の持続性に貢献していく。出荷に使用されたすべての紙材料はすでに再生製品として購入されている。

こうした取り組みにより、同社は2019年に顧客のプラスチック廃棄物の量を大幅に削減している。2020年にはさらに削減する計画で、同時に原料をインテリジェントに使用することでパッケージ工程全体での収益性向上を目指していく。

同社はカーボンニュートラルな出荷など、資源を保全するためのさらなる対策も計画している。移動に電気自動車を利用する出荷サービスプロバイダーに切り替えることで、炭素排出量の削減に直接的に影響を与えられるほか、商品を外国に航空便で出荷する場合は、新たに緑地を造成することなどで、必要な分を埋め合わせていく。
すでに実施されているプロジェクトには、シャトルパッケージの導入があり、使い捨てパッケージを使用せずに出荷する。
これらのコンテナはサプライヤや顧客が大量の製品を受領または出荷するときに、それぞれ個々に組み立てられる箱で、いつでも利用できる。
さらに、交換可能な運搬器具を使うことで空のコンテナを返却しなくてもすみ、輸送のリソースをできるだけ密にせずに使用できる。

IDS は、正しい方向で資源を保護するソリューションをビジネスパートナーとともに開発するには、持続可能な行動への転換を避けては通れないと考えている。小さな変化が環境にとっても会社自体にとっても、大きな違いを生み出すと考え、今後も積極的にSDGs推進に取り組んでいく。

※詳細情報 https://jp.ids-imaging.com/our-corporate-culture.html
☆IDS Imaging Development Systems GmbH
産業用カメラメーカー IDS Imaging Development Systems GmbH は、高性能で使いやすいUSB、GigE および3Dカメラを開発し、多彩なセンサー及びモデルを取り揃えている。その応用範囲は無限で、研究開発分野から装置や工場設備など機械工学を始めとする産業分野まで様々な分野で活用されている。定評のCMOSセンサーカメラに加え、ビジョンアプリベースのセンサーとカメラも製品ラインナップとして展開。中でも斬新な画像処理プラットフォームIDS NXTは、自由にプログラミングでき、汎用性に優れている。

☆アイ・ディー・エス株式会社
〒108-0073 東京都港区三田1丁目3-33 三田ネクサスビル3階。
TEL:03-6260-0833
https://jp.ids-imaging.comwww.ids-imaging.com
※(上)写真:パッケージマシンで環境に配慮したフィルターを紙から製造。
※(中)写真:IDS の配送部門ではリサイクル済みパッケージ材料のみを使用。
※(下)写真:IDS 製品はプラスチックを使用せずに配送部門から出荷される。


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