ローデ・シュワルツ
R&S NRP67S/SNパワー・センサ開発!
ローデ・シュワルツは、3パス・ダイオード・パワー・センサにより、測定可能な最大周波数を67GHzに高めた高感度計測器「R&S NRP67S/R&S NRP67SN」を開発した。
同製品は3パス技術により、サイズ、重量共に最小クラスを実現したポータブルな高感度計測器で、極めて高速且つ高精度なパワー測定を可能にする。
今回の周波数の拡張により、60GHzで運用されるIEEE 802.11ayおよび802.11adのWiGig Wireless LANやミリ波による地上近距離通信リンク、衛星間通信リング等の新たなアプリケーションとして、高速パワー測定を実現する。

「R&S NRP67S/R&S NRP67SN」パワー・センサは、50MHzから最大67GHzのダイオード・パワーセンサとしてはこれまでにない周波数範囲に対応する。
ローデ・シュワルツ独自の3パス・ダイオード技術に、-70~20dBmの広いダイナミックレンジ、毎秒1000点の高速測定速度を組合せたことで、高い周波数でも、卓越した精度とダイナミックレンジによる極めて高速なパワー測定に威力を発揮する。
57GHz以上で運用する最新のWiFi規格やWirelessHD規格を新たにサポートしたことに加え、実用的に使用されているすべてのワイヤレス通信技術に対応できることから、R&S NRP67S/SNはワイヤレス通信インフラのパワー測定における極めて汎用なツールとなっている。

すべてのR&S NRPxxSシリーズのパワー・センサはそのポータブルな外形から、現地か遠隔かを問わず、設置や保守を含めてアプリケーションのモニタリングに適している。
R&S NRXパワー・メータとローデ・シュワルツの優れた信号発生器およびアナライザに接続して使用することも可能なほか、またソフトウェアのR&S NRPVバーチャル・パワー・メータをインストールしたPCに接続して使用することも可能。
さらに、R&S NRPxxSNシリーズでは、LANを介した遠隔操作をサポートしたEthernetインターフェースも搭載している。
業界標準のUSBTMCプロトコルに対応しており、テストシステムへの組込みも簡単に行える。

☆ローデ・シュワルツ
ローデ・シュワルツは、試験・計測、放送・メディア、航空・宇宙、防衛、セキュリティ、ネットワークおよびサイバーセキュリティの各分野で高度なソリューションを提供する。通信・情報・セキュリティ関連製品を中心に、産業界や行政機関の“安全につながる社会”の実現に向けた独自のソリューションを提供しているする。
ローデ・シュワルツは全世界で約12,300名の従業員を擁し、ドイツ・ミュンヘンの本社を中心に、70カ国以上に子会社を配している。

※ローデ・シュワルツ
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-20-1 住友不動産西新宿ビル27階
TEL 03(5925)1270・1290
https://www.rohde-schwarz.com/jp

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