ユアサ商事
コンクリート組立塀改修
アルミ目隠しフェンス「八千塀」開発!

東日本大震災から10年、改めて震災によるニ次被害への意識改革が問われている。
2018年にも大阪北部地震発生し、ブロック塀倒壊による痛ましい事故が発生した。
これを受け、国土交通省はブロック塀の安全確保に向けて、耐震性診断や改修に関する補助制度を2019年度に創設した。
これにより、ブロック塀の改修が一部で進んいるが、改修コスト等が障壁となり、古くなったブロック塀は未だに多く残っているのが現状。
この課題に対応するため、ユアサ商事、イナハチ、環境エクステリアの3社は、ブロック塀の基礎を活かして施工を行うコンクリート組立塀改修アルミ目隠しフェンス「八千塀」を開発した。

「八千塀」は、軽量のアルミパネルで、地震での倒壊被害を軽減する。
既存の支柱や基礎を流用することで、改修コストの削減(通常の改修と比べ約35%のコストダウン)が可能なほか、工期の短縮、産業廃棄物の排出を抑制し、環境に配慮した。
また、柱カバー、笠木でデザイン性を向上するなど、景観にも配慮している。
開発に携わった3社は、今後も震災時の倒壊被害を防止し、レジリエントなまちづくりに貢献する商品開発、供給に取り組んでいく。
