三菱マテリアル
温室効果ガス排出量削減目標設定!
三菱マテリアルは、2050年度までにグループの温室効果ガス(GHG)排出量を実質ゼロとするカーボンニュートラル実現に向けた削減目標を設定。併せて、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に基づき、気候関連リスク・機会が同社事業及び財務に与える影響について、シナリオ分析を実施した。
同社は、自社の目指す姿として掲げる「脱炭素社会の構築に貢献」するため、今般、グループ全体のGHG排出量削減に関して、2030年度までに17%削減(2013年度比)及び2050年度までにカーボンニュートラル実現を目指す中長期目標を設定した。

とくに、プロダクト型事業(高機能製品・加工事業)においては、2030年度までに30%以上の削減を目標として掲げ、GHG削減に積極的に取り組んでいく。
また、削減策の一つとして、グループの事業で使用する電力を、2030年度までに使用電力の20%以上を再生可能エネルギーでまかなうことを目標にした。

また、GHGの削減目標の設定と並行し、TCFDの提言に基づき、気候変動が当社グループの事業に与える影響(リスクと機会)について把握し、リスクの低減及び機会の獲得に向けた対策を検討するため、シナリオを設定し、その分析を実施した。
移行リスクとして炭素価格税制度の導入・強化を、物理的リスクとして自然災害を、全事業に共通するリスクとして選定したほか、各事業の特性を考慮したリスク及び機会を特定し、各事業に及ぼす影響を評価した。

同社グループは、「人と社会と地球のために」という企業理念のもと、「ユニークな技術により、人と社会と地球のために新たなマテリアルを創造し、持続可能な社会に貢献するリーディングカンパニー」となることをビジョンに掲げている。
今回、設定した目標達成に向け、シナリオ分析の結果も踏まえ、環境負荷低減を考慮したものづくりを徹底し、温室効果ガス排出量の削減を積極的に進め、脱炭素社会の構築により一層貢献していく。

※詳細はこちら↓ https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/

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