タンガロイ
鋳鉄加工用新CVD材種T505追加!
タンガロイは、鋳鉄旋削加工用新CVD材種T505を発売した。

従来のT515材種は、耐摩耗性と耐欠損性のバランスに優れ、鋳鉄の連続から断続加工まで幅広く対応できる極めて汎用性の高いCVD材種として好評を得ていた。
このT515材種を補完し、さらに高い耐摩耗性で鋳鉄の高速、連続加工時に優れた寿命性能を発揮する新材種「T505」を新たに開発した。

新材種「T505」は、従来材種の1.5倍、タンガロイのCVD材種史上最も厚い20μm以上のコーティング膜を採用した。
最外層に高硬度外層膜を適用することで、圧倒的な耐摩耗性を実現した。

さらに、進化した被膜強靭化処理(New Premiumtec)により、超厚膜でありながら靭性も確保。断続加工にも対応できる汎用性も備えている。

新材種は、新たに専用超硬母材を開発。従来の1.6倍もの熱伝導率を持ち、高速加工時に発生する切削熱を効果的に拡散させることができる。これにより、切れ刃の温度上昇が抑制され、摩耗の進行、欠損の発生等を大幅に低減した。

最新T505材種とT515材種の二つの高性能CVD材種により、連続から断続、高速加工まで、鋳鉄の幅広い旋削加工において、高い生産性を実現した。
主な形番は、計75アイテム。

☆標準価格は次の通り。
CNMG120408 T505  940円(税込 1,034円)。
VNMG160408 T505 1,430円(税込 1,573円)。
CCMT09T304-CM T505 1,070円(税込 1,177円)。

※製品の詳細↓ https://subs.tungaloy.com/jp/

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