スギノマシン
2021年度入社式社長挨拶!
産業機械メーカーのスギノマシンは4月1日、滑川事業所(富山県滑川市中野島)において入社式を行い、新入社員20名を迎えた。
入社式は、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、マスク着用や消毒液の設置、時間短縮などのほか、新入社員に対し健康状態のチェックや海外渡航履歴の調査などを実施し、万全の対策を講じて挙行した。
以下は、代表取締役社長 杉野良暁氏の式辞(要旨)。


2021年4月、数ある企業の中から当社を選び、ご入社いただいた 20 名の皆さんには、心から感謝を申し上げます。
さて、皆さんが社会人としてスタートを切るこの2021年度はアフターコロナを見据えたステップアップの年となるでしょう。
連日の報道でご存知のとおり、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、世界経済の回復に暗い影を落としています。
長引く外出・渡航などの制限による消費不振に追い打ちをかけるように、新型コロナウイルスの変異株も出現し、オリンピックの開催もどうなるか予断を許さない状況です。
ワクチンが普及するであろう2022 年まで、もう少し我慢の年が続きそうです。

一方、世の中は脱炭素社会実現に向けての機運が、急速に高まってきています。
さらに、次世代通信規格の5Gが実用化される中で、世界的にテレワークや Webの活用が積極的に進められており、通信のあり方も大きく変わってきています。
これらの変革に伴い、自動車の電動化に関わる設備投資や、半導体設備を含めた関連分野向けの設備投資の需要も高まると考えられています。
当社も時代や環境に振り回されるばかりではなく、世の中のニーズを敏感につかみ、付加価値の高い商品を提供し続けたいと思っています。
このような中で入社いただいた皆さんは、とても重要な存在です。
変化の激しい時代に負けることなく、さまざまなことを吸収し、一日も早く当社を引っ張る原動力となってくださることを期待しています。

私たちが掲げるビジョン「グローカルニッチリーダー」は富山などの地方を拠点に、私たちならではの技術を活かし、まだ世の中にないものを生み出して独自の市場を創出し、世界のナンバー1を目指そうというものです。
このビジョンを皆さんと共有し、ともにワクワクドキドキ、活動していきたいと考えています。
厳しい状況だからこそ、常にチャレンジ精神を忘れず、皆さんの若い斬新な発想力で、世界を「あっ」と驚かせるような技術・商品を生み出し、新しい時代を切り拓いていきましょう。
最後に、皆さん全員が立派な社会人として成長し、幸福を掴んでくれることを願い、入社式の式辞といたします。

株式会社 スギノマシン
代表取締役社長 杉野 良暁


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