ニコンソリューションズ
共焦点レーザー顕微鏡システム発売!
ニコンの子会社のニコンソリューションズは、高解像な8K×8K画像(8192×8192画素)、世界最大の視野数25㎜の広視野画像を直感的な操作で取得可能な、共焦点レーザー顕微鏡システム「AX」および「AX
R」を発売する。発売時期 は2021年5月下旬を予定している。
近年、細胞や胚に加え、生体組織などの大型な標本を生きたまま顕微鏡で観察し、瞬時の反応や変化を研究、解析するニーズが高まっている。
ニコンはこうした需要に、レーザー光源で標本をスキャンし、コントラストの高い良好な断層画像を取得する共焦点レーザー顕微鏡システムを提供している。厚みのある標本も、複数の断層面で取得した画像を合成することにより、三次元で構造を観察できる。
今回、高解像な8K×8K画像、世界最大の視野数25㎜の広視野画像を直感的な操作で取得できる共焦点レーザー顕微鏡システム「AX」は、速度を制御しながら高解像画像を取得するガルバノスキャナーを搭載し、「AX R」はガルバノスキャナーと高速に画像を取得するレゾナントスキャナーを搭載する。
「AX」「AX R」とあわせて用い、顕微鏡画像の取得や解析、データ管理を一元化するニコンの画像統合ソフトウエア「NIS-Elements C」には、直感的な操作が可能なGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を採用している。
個々の研究ニーズに合わせカスタマイズできる高い拡張性を備え、多様化する生命現象の研究に幅広く対応する。
新製品は、研究用倒立顕微鏡「ECLIPSE Ti2-E」や研究用電動正立顕微鏡「ECLIPSE Ni-E」と組み合わせて使用することで、高解像な8K×8K画像(8192×8192画素)、世界最大の視野数25㎜の広視野画像を取得でき、生命現象の研究をサポートする。
また、「AX R」に搭載したレゾナントスキャナーは、従来機の共焦点レーザー顕微鏡システム「A1R HD25」と比べ4倍となる2K×2K画像(2048×2048画素)を高速に取得できる。標本の瞬時の反応や変化といった生体現象を逃さずとらえることができる。脳神経やがんのメカニズム解明、幹細胞や創薬など、さまざまな分野での研究の可能性を広げることができる。
新製品は、従来製品に比べ光を検知する受光部の感度を2倍向上、暗電流ノイズを約30%低減した。
細胞へのレーザー照射時間を減らして、励起強度を弱めることを可能にし、低褪色で低光毒なイメージングを実現した。
さらに「AX R」に搭載したレゾナントスキャナーにより、高速な画像取得が可能となり、長時間にわたるタイムラプス観察においても、細胞へのダメージを抑えることができる。
画像統合ソフトウエア「NIS-Elements C」は、直感的な操作ができ、個々の研究ニーズに合わせたレイアウト変更が可能なGUIを用いるなど、 直感的な操作を可能にし、多様な研究ニーズに合った拡張性の高いソフトウエアを開発した。
ルーティンの観察の場合は、初めての方でも操作しやすい「Compactモード」でソフトウエア上に表示する機能を最小限に設定し、直感的な操作を実現する。
また、個々の研究ニーズに合わせて自由にレイアウトができる「Advancedモード」も用意し、条件を頻繁に変更するような複雑な観察の場合には、表示する機能を多く設定したりするなど、用途に合わせたレイアウト変更が可能になっている。
このほか、倍率変更やステージ移動をともなう画像取得や解析といった、複雑な顕微鏡操作を自動化する機能をオプションで追加するなど、ニーズにあわせ簡単にカスタマイズすることができる。
近年、細胞や胚に加え、生体組織などの大型な標本を生きたまま顕微鏡で観察し、瞬時の反応や変化を研究、解析するニーズが高まっている。
ニコンはこうした需要に、レーザー光源で標本をスキャンし、コントラストの高い良好な断層画像を取得する共焦点レーザー顕微鏡システムを提供している。厚みのある標本も、複数の断層面で取得した画像を合成することにより、三次元で構造を観察できる。
今回、高解像な8K×8K画像、世界最大の視野数25㎜の広視野画像を直感的な操作で取得できる共焦点レーザー顕微鏡システム「AX」は、速度を制御しながら高解像画像を取得するガルバノスキャナーを搭載し、「AX R」はガルバノスキャナーと高速に画像を取得するレゾナントスキャナーを搭載する。
「AX」「AX R」とあわせて用い、顕微鏡画像の取得や解析、データ管理を一元化するニコンの画像統合ソフトウエア「NIS-Elements C」には、直感的な操作が可能なGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を採用している。
個々の研究ニーズに合わせカスタマイズできる高い拡張性を備え、多様化する生命現象の研究に幅広く対応する。
新製品は、研究用倒立顕微鏡「ECLIPSE Ti2-E」や研究用電動正立顕微鏡「ECLIPSE Ni-E」と組み合わせて使用することで、高解像な8K×8K画像(8192×8192画素)、世界最大の視野数25㎜の広視野画像を取得でき、生命現象の研究をサポートする。
また、「AX R」に搭載したレゾナントスキャナーは、従来機の共焦点レーザー顕微鏡システム「A1R HD25」と比べ4倍となる2K×2K画像(2048×2048画素)を高速に取得できる。標本の瞬時の反応や変化といった生体現象を逃さずとらえることができる。脳神経やがんのメカニズム解明、幹細胞や創薬など、さまざまな分野での研究の可能性を広げることができる。
新製品は、従来製品に比べ光を検知する受光部の感度を2倍向上、暗電流ノイズを約30%低減した。
細胞へのレーザー照射時間を減らして、励起強度を弱めることを可能にし、低褪色で低光毒なイメージングを実現した。
さらに「AX R」に搭載したレゾナントスキャナーにより、高速な画像取得が可能となり、長時間にわたるタイムラプス観察においても、細胞へのダメージを抑えることができる。
画像統合ソフトウエア「NIS-Elements C」は、直感的な操作ができ、個々の研究ニーズに合わせたレイアウト変更が可能なGUIを用いるなど、 直感的な操作を可能にし、多様な研究ニーズに合った拡張性の高いソフトウエアを開発した。
ルーティンの観察の場合は、初めての方でも操作しやすい「Compactモード」でソフトウエア上に表示する機能を最小限に設定し、直感的な操作を実現する。
また、個々の研究ニーズに合わせて自由にレイアウトができる「Advancedモード」も用意し、条件を頻繁に変更するような複雑な観察の場合には、表示する機能を多く設定したりするなど、用途に合わせたレイアウト変更が可能になっている。
このほか、倍率変更やステージ移動をともなう画像取得や解析といった、複雑な顕微鏡操作を自動化する機能をオプションで追加するなど、ニーズにあわせ簡単にカスタマイズすることができる。