三菱電機
電磁開閉器における第三者認証登録内容に関する件!
三菱電機は、名古屋製作所 可児工場(岐阜県可児市)が製造する電磁開閉器の一部機種の部品において、米国の第三者安全科学機関であるUnderwriters Laboratories(UL)に認証登録された樹脂材料とは異なる材料を使用していたことが、社内調査で4月26日に判明した。

電磁開閉器は、モーターや照明などへの電気の供給を入り切りする電磁接触器と、過電流によるモーターの焼損を防止する保護機器(サーマルリレー)を組み合わせた機器。
三菱電機は事案の判明後、直ちに当該機種の出荷を停止するとともに、ULへ報告を行った。
今後、販売代理店などの商流を通じて、対象となる客先に報告を行っていく。

現時点では、同事案に起因する事故は確認されておらず、安全・機能・性能に関しては、同社基準において問題がないことを確認しているが、UL等の協力を得て引き続き調査していく。

同社は同事案を重く受け止め、原因を究明し、再発防止を策定次第、速やかに公表する方針。
また、グループ内における同事象の有無について、外部の専門家の協力を得て点検する。



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