日立産機システム
新型エアシャワー「PCJ-H88JJM4」発売!
日立産機システムは、片側全面吸い込みによる塵埃(じんあい)除去率を飛躍的に高め塵埃の飛散防止でクリーンな作業環境に貢献する新型エアシャワー「PCJ-H88JJM4」を発売した。

エアシャワーは、食品工場や塗装ライン、薬品製造工場などの出入り口に設置され、作業者の衣服又は物品に付着した塵埃を除去しクリーンルーム内への侵入を防止する装置。薬品、半導体製造工場等のクリーンルームはじめ、食品の安全性確保の観点からHACCP(危害要因分析重要管理点)の重要機器として食品・飲料産業での用途も広がっている。

エアシャワーは付着した塵埃を短時間で除去しなければならないが、新製品の「PCJ-H88JJM4」は、エアシャワーのジェットエアー吹き出し口に独自のフラッタージェットノズルを採用。可動部が無い固定式ノズルでありながら振動ジェット気流を発生させ広範囲にエアジェットを吹き付け高い除塵効果を実現する。

エアシャワーは両側からジェットエアーを吹き出し、下側より吸い込む方式が一般的だが、新製品はジェットエアーの吹出し風速を30m/s以上とした、従来機比120%の高風圧を、頭から足元まで片側全面に14個のフラッタージェットノズルを配置。高風圧のジェットエアーを反対側全面で吸い込む片側全面吸い込み方式を採用した。これにより、効率的に塵埃を除去する。
「PCJ-H88JJM4」は塵埃除去率を従来機の60%から80%に飛躍的に高め、効率的に塵埃を除去する。

☆新型エアシャワー「PCJ-H88JJM4」の特長
(1) 高風圧と片側全面吸い込みによる短時間で高い塵埃除去
ジェットエアーの吹出し風速を従来機比120%の30m/s以上の高風圧のジェットノズルを、片側に頭から足元まで14個のジェットノズルを配置し、高風圧大容量のジェットエアーを反対側全面で吸い込む片側全面吸い込み方式を採用することで、従来機は60%であった塵埃除去率を80%に飛躍的に高め、効率的な塵埃除去を実現した。

(2) 日立独自のフラッタージェットノズル
ジェットエアーの吹き出し口はフラッタージェットノズルを搭載した。
フラッタージェットノズルは可動部が無い固定式ノズルでありながら純流体素子技術を応用して振動ジェット気流を発生させ広範囲にたたき効果のあるエアジェットを吹き付けることにより短時間で高い除塵効果を実現するほか、ルーバー等の気流制御機構が無いため発塵が出ないようになっている。

(3) 使いやすさとメンテナンス性向上
カラータッチパネル採用によりジェット吹き付け時間カウントダウンなどの運転状況表示を分かり易く表示しています。管理者が行うエアジェット時間やクリーンアップ時間などの設定も直感的に操作ができる。
日常の保守もエアジェットやドア開閉の回数、HEPAフィルター*3の交換時期などを表示し、適切なメンテナンスをサポートする。

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