三菱電機
「産業用2.0kV IGBTモジュールTシリーズ」発売!
三菱電機は、パワー半導体の新製品として「産業用 2.0kV IGBTモジュールTシリーズ」を6月30日に発売する。
再生可能エネルギーを用いた分散電源の世界的な普及に伴い需要が拡大するDC1500V電力変換機器に適したIGBTモジュールとして、業界初の2.0kV耐電圧製品で、電力変換機器の小型化・低消費電力化に貢献する。同製品は「APEC 2021Virtual Exposition」(6月15~16日)に出展する予定。

「産業用2.0kV IGBTモジュールTシリーズ」は、業界初の2.0kV耐電圧IGBT製品で、DC1500V電力変換機器の小型化に貢献する。
従来の1.7kV耐電圧の製品では対応困難であったDC1500V電力変換機器に適したIGBTモジュールとして業界初の2.0kV耐電圧の製品で、再生可能エネルギー電源の需要に対応する。
また、3レベルNPC回路(Iタイプ結線)などの複雑で部品点数が多い回路構成を不要とした機器設計が可能で、電力変換機器の簡素化・小型化に貢献する。

新製品は独自のCSTBT TM構造を採用した第7世代IGBTおよび独自のRFCダイオードを高耐電圧仕様にそれぞれ最適化し、トレードオフ関係にある高電圧動作対応と低電力損失を両立。第7世代IGBTとRFCダイオード搭載で、電力変換機器の低消費電力化に貢献する。



TOP