川崎重工
ばら積運搬船「NAVIOS STAR」引き渡し!
川崎重工は、中国遠洋海運集団有限公司と共同運営している南通中遠海運川崎船舶工程有限公司(NACKS、中国南通市)において、INDIGO MARINE SHIPPING S.A.(インディゴ マリン シッピング エス エー)向け81型ばら積運搬船「NAVIOS STAR(ナビオス スター)」(同社第8068番船/NACKS第330番船)を引き渡した。

ばら積運搬船「NAVIOS STAR」は、全長228.90m、幅32.24m、深さ20.20m、満載喫水14.50m。総トン数44,175t、載貨重量81,994t、貨物倉容積97,745㎥。
主機関MAN B&W 6S60ME-C8.5-TII ディーゼル機関1基、航海速力約14.2ノット、定員25名。
船級アメリカ船級協会(ABS)、船籍はパナマ。

同船は船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石などの貨物を搭載可能な7つの船倉を有している。
省燃費型の電子制御式ディーゼル主機関を搭載するほか、推進効率の高い形状のプロペラ、独自開発のカワサキフィン付ラダーバルブおよびコントラフィン付セミダクトなどの推進性能に寄与する技術を採用し、燃費向上を図っている。
省エネルギー技術の採用で、燃料消費量およびCO2排出量を低減させることで、同船に要求されるEEDI規制のフェーズ1のみでなく、フェーズ2相当の削減量を達成している。


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