神戸製鋼所
高能率溶接プロセス搭載ハイエンド溶接機発売!
神戸製鋼所 溶接事業部門は、新型ガスシールドアーク溶接機「SENSARC™ RA500」(センサーク アールエー500)を発売した。
新製品は、現行機種SENSARC™ AB500を包含する上位機種として、溶接の高品質化・高能率化・環境負荷低減に貢献することをコンセプトに、同社が得意とする中厚板の自動溶接に適した高能率溶接プロセスと新機能を備えたハイエンド溶接機。高精度、高能率な溶接作業に貢献する。

「SENSARC™ RA500」は、100%使用率を直流定電圧は450Aから500Aへ、直流パルスは400Aから450Aに拡大。
また、制御周期とフィードバックサンプル周期を格段に高め、緻密な出力制御を可能にした。
さらに、400A超の電流域においても、出力制御によりアークおよび溶融金属の乱れを抑制し、低スパッタと安定したビード形状を実現する。

同溶接機は、同社独自の高能率溶接法「大電流MAGプロセス」やタンデムアーク溶接に加え、汎用的なシングル溶接に新たなパルス制御法を採用した。これにより、小電流から500A程度の大電流まで安定したアークを実現する。
これら多くのプロセスを搭載することにより、多様化するユーザーニーズに合わせた高能率溶接プロセスの提案を可能にする。

このほか、インターフェイス機能の拡充により、多関節型溶接ロボットARCMAN™(CBコントローラ)との接続だけではなく、可搬型溶接ロボット「石松」や各種自動溶接装置との接続を可能にする。

神戸製鋼所 溶接事業部門は、溶接総合メーカーとして溶接電源のみならず、ロボット、溶接材料、溶接周辺機器を組み合わせた溶接システムを数多く提供している。同社は今後も“世界で最も信頼される溶接ソリューション企業”として溶接現場の課題解決につながる製品ならびにサービスを創出し、提供していく。

※製品の詳細↓ https://www.kobelco.co.jp/notices/1209244_15586.html

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