コマツ
東南アジア地域向け油圧ショベル発売!
コマツは、東南アジア地域における宅地開発や道路工事などの都市土木作業向け油圧ショベルCEシリーズの新製品として20トン油圧ショベル「PC200-10M0」を発売した。
標準シリーズ「PC210-10M0」とあわせ、2機種を東南アジアにおける戦略機種に位置づけ、インドネシアおよびタイを皮切りに拡販していく。

CEシリーズ「PC200-10M0」は、従来機の品質と耐久性を継承しつつ、エンジンを4気筒にするなど都市土木等の作業に特化して仕様を最適化することにより、低燃費化および本体価格を低く抑えた。
同社は競争力のある商品を展開することで中期経営計画の重点活動の一つである「アジアダントツNo.1」を目指していく。

油圧ショベルは建設機械の中でも汎用性が最も高く、土砂の掘削や積込み作業を中心に幅広い現場や用途で使用されている。
コマツは日本、北米、欧州市場においては、環境・安全・ICTをキーワードに、標準機種に加え、ICT建機やハイブリッド油圧ショベルなどの先進機種も展開する一方、アジア、中国、中南米、オセアニア、アフリカ、中近東、CIS等の戦略市場においては、燃費・コスト・ロバストネス(耐久性)をキーワードに商品展開を進めてきた。
また、2019年より、燃費・耐久性に優れ、鉱山・砕石現場作業においてもパワーと生産性を発揮する標準シリーズ「PC210-10M0」を投入して好評を得てきた。
今回、標準シリーズ「PC210-10M0」に加え、宅地開発や道路工事といった都市土木作業等が中心のユーザー向けにCEシリーズ「PC200-10M0」を発売することで、幅広いユーザーニーズにあわせた2モデルライン戦略を東南アジア地域において展開するとともに、他戦略市場へも展開を拡大する。
さらに、コマツはキーコンポーネントを内製化している強みを活かし、戦略市場向け商品のキーコンポーネントに、各種センサを搭載することでモニタリング技術を活用した故障予知・寿命予測を目指していく。
新製品の「PC200-10M0」は、標準シリーズ「PC210-10M0」と同様に各種センサを搭載し、同等の延長保証(最大5年10,000時間)を適用することで、ユーザーメリットを最大化している。



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