パナソニックエコシステムズ
中国・順徳でIAQ機器の新工場稼働!
パナソニックエコシステムズとパナソニックエコシステムズ広東有限公司は、中国の広東省佛山市順徳区に、換気を行う熱交換気システム、空気清浄機などIAQ(室内空気質)機器の新工場「順徳第一分工場」を建設し、稼働を開始した。
中国における同商品分野の工場は2ヵ所目。熱交換気システムを今年度12万台生産し、23年度には20万台を目指していく。

同社は中国の順徳工場で空気質関連機器を生産しているが、旺盛な需要に応えるため、2020年7月より新工場の建設を進めてきた。
「順徳第一分工場」は、現有の順徳工場に近接し、敷地面積51,874㎡、延べ床面積43,304㎡の3階建て。熱交換気システムや送風機器から開始し、2022年度に創新システム(加湿・除湿機能とエアコンを連動させた新しい空質・空調システム)、2023年度には水浄化システムへと拡大する計画。
生産した機器は、中国国内だけではなく、アジア、中東、北米、日本へも輸出し、グローバル生産拠点として展開していく。
また、新工場は省エネに配慮した空調システムを導入し、今後はさらに、再生可能エネルギー(太陽光発電、燃料電池)の活用やエネルギーの見える化取り組みなどを推進し、パナソニックが目指す環境対応を加速させていく。

パナソニックエコシステムズ広東有限公司は1993年に設立され、換気システム、空気清浄機、浴室用暖房換気乾燥機などIAQ(室内空気質)機器の主力生産拠点として事業を展開してきた。開発機能や営業機能も備え、熱交換気システムは中国国内で、トップシェアを堅持している。
同社は、「順徳第一分工場」の稼働により、中国国内だけではなく、グローバルに製品を供給し、新たな空気・水の価値を提供する。

☆順徳第一分工場の概要
〈会社名〉
パナソニックェコシステムズ広東有限公司
〈名称〉
順徳第一分工場
〈敷地面積〉
51,874㎡
〈工場敷地面積〉
13,000㎡
〈工場延床面積〉
43,304㎡
〈投資額〉
約2億2千万元(約30億円)
〈生産品目〉
熱交換気システム、送風機器、創新システム、水浄化システム
〈生産能力〉
2023年度20万台(熱交換気システム)
〈供給先〉
中国国内、アジア、中東、北米、日本



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