神戸製鋼所
カタール駐在員事務所開設!
神戸製鋼所は、エネルギー・化学関連機器事業の製品である「アルミろう付熱交換器(製品名:ALEX、Brazed Aluminum Plat-fin Heat Exchanger)」のアフターサービス拠点として、今月よりカタールのドーハに駐在員事務所を開設した。

ALEXは、主にエネルギープラント等で使用される高性能でコンパクトな熱交換器。1964年の初号機以降、様々なプラントへ6,000基以上を納入している。
中でも、世界最大級のLNG生産量を誇るカタールのLNGプラントには100基以上のALEXを納入しており、今回の事務所開設により、同国をはじめ中東地域のユーザーへ納入した製品のアフターサービス体制強化に加え、将来の増設プロジェクトへの納入・稼働時の円滑なサポートが可能になる。

KOBELCOグループでは、本年5月に公表した「中期経営計画(2021~2023年度)」の中で、最優先課題の一つに「カーボンニュートラルへの挑戦」を掲げている。エネルギー・化学関連機器事業においても、燃焼時にCO2排出が少ないLNGや、排出ゼロの水素、アンモニアを対象にした液化・気化プラント向けにALEXだけでなく、マイクロチャネル熱交換器(製品名:DCHE、Diffusion Bonded Compact Heat Exchanger)や気化器など、カーボンニュートラル実現に貢献可能な関連製品を多く有している。こうした関連製品の開発・販売や、今回の事務所開設によるアフターサービス体制強化などを通して、カーボンニュートラルへ挑戦する。

☆カタール駐在員事務所の概要
〈名称〉
カタール駐在員事務所(KOBE STEEL LTD QFC branch)。
〈所在地〉
カタール国 ドーハ。
〈開設時期〉
2021年8月。
〈代表者〉
金澤 宏昭
※神戸製鋼所URL↓
https://www.kobelco.co.jp/
※写真上:事務所の受付(代表者:金澤 宏昭氏)
※写真下:ALEX外観
(※写真は神戸製鋼所HPより)

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