三菱マテリアル
グループ全電力の60%を再生可能エネルギーに
三菱マテリアルは、さいたまオフィス(埼玉県さいたま市)と中央研究所(茨城県那珂市)において、再生可能エネルギー由来の電力を導入する。
同社グループは、温室効果ガス(GHG)排出量について2030年度までに47%削減(2013年度比)、2045年度までにGHG排出量を実質ゼロとするカーボンニュートラルを実現することを目指し、省エネの更なる推進、燃料転換等による技術改善を進めている。
これらに加え、発電の際に二酸化炭素(CO₂)を排出しない、再生可能エネルギー由来の電力の導入も順次進める予定をしており、2030年度までに同社グループで使用する電力の約60%を切り替える計画にしている。

今回、その一環としてさいたまオフィスを2022年1月から、中央研究所を2022年4月から、使用する電力の全量を、再生可能エネルギー由来の環境価値を活用した実質的にCO₂フリーの電力に切り替えることとした。これによる年間GHG排出量の削減量は、CO₂換算で約4,200t(さいたまオフィス、中央研究所の合計、2020年度実績ベース)を見込んでいる。

同社グループは、「人と社会と地球のために」という企業理念のもと「ユニークな技術により、人と社会と地球のために新たなマテリアルを創造し、持続可能な社会に貢献するリーディングカンパニー」となることをビジョンとしている。今回、見直した目標達成に向け、環境負荷低減を考慮したものづくりを徹底し、温室効果ガス排出量の削減を積極的に進め、脱炭素社会の構築により一層貢献していく。


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