三菱電機
「OTGUARD®」ラインアップ拡充
三菱電機は、社会インフラ、オフィスビル、工場などの制御システム向けサイバーセキュリティーソリューション「OTGUARD®(オオティガード)」の製品ラインアップに新たにサイバー攻撃の検知・遮断に加え、警報信号を発信する「警報接点出力付きセキュリティースイッチ」を追加発売した。
設置が容易で既存のシステムを変更することなくセキュリティー対策の強化と低コスト化に貢献する。

三菱電機のサイバーセキュリティーソリューション「OTGUARD®」は、不正通信の検知、遮断等の多様な機能により、セキュリティー対策の強化に貢献する。L2スイッチとしての基本機能に加え、不正通信の検知・遮断、ホワイトリストに基づく正常な通信の透過、物理ポートアクセス制御等の多数のセキュリティー機能を搭載する。
送信元や宛先IPアドレス、パケット数等をリアルタイムに分析し、DoS攻撃やARPスプーフィング攻撃などの通常運用では発生しない不正通信のみを遮断。不正通信検知時もシステムを停止することなく継続運用を可能にする。

また、サイバー攻撃時の不正通信やL2スイッチのCPU異常、ポートの通信切断等の異常発生時に、管理サーバーを介さずに回転灯や既存の監視システム等での警報通知を実現。簡易なシステム構成により低コスト化と導入容易化を実現する。
同システムは、既存システムのL2スイッチを同製品に置き換えることにより、既存システムを更新することなくセキュリティー機能を向上できる。

近年、増加する制御システムへのサイバー攻撃対策として、既存システムの大幅な変更なしに容易に導入でき、より低コストでセキュリティー対策が可能な製品が求められている。
同社は、2019年7月から社会インフラ、オフィスビル、工場などの制御システム向けにサイバーセキュリティーソリューション「OTGUARD®」を提供。今回、警報接点出力付きセキュリティースイッチを製品ラインアップに追加し、管理サーバーを用いない警報通知が可能となり、セキュリティー対策の省コスト化を実現した。

三菱電機は、今後も制御システムの規模、運用状況、予算に合わせたソリューション提供により、個客のサイバーセキュリティー対策を支援する。

OTGUARD®紹介ページ
https://www.MitsubishiElectric.co.jp/society/otguard/

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